わたしたちの「ゆさぶる ささる 胸を打つ」
実践英語や海外研修での学びで叶えた「空港で働きたい」夢

佐々木 美奈子さん
株式会社Kスカイ 内定
実践英語プログラム「LEO」やオーストラリア研修で育んだ英語力と学ぶ意欲
私は中国で生まれ、子どもの頃から飛行機に乗って日本と往復する機会が多く、空港をよく利用していました。そこで生き生きと働くグランドスタッフの方々の姿がとても素敵で、「いつか私もこんな仕事がしたい」と憧れるように。そして、高校生になる頃には“航空業界で働きたい”という夢がはっきりと定まり、英語をしっかりと学べる関西圏の大学を探しはじめました。
そのなかで、大手前大学の国際日本学部では実践的な英語力を身につけられると知り、さらにクロスオーバー制度を利用して、現代社会学部の観光マネジメント専攻のエアライン科目などを受講できることもわかり、「ここなら夢に近づける!」と入学を決めました。
1年生の頃から一生懸命取り組んだのが、大手前独自の実践英語プログラム「LEO(レオ:Language Education of Otemae)」です。これはネイティブの先生による英語だけのアクティブ・ラーニング型の授業で、レベル別に少人数制のクラスに分けられて、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をそれぞれ学んでいきます。つまり、「英会話」のクラスというようなものではなく、すべてをバランスよく学ぶことでコミュニケーションの道具としての英語力を磨き、想いを自分の言葉で語る力の修得をめざすもの。LEOでの学びは、本学だからこそ得られた貴重な経験だと感じています。
1、2年生は、ほぼ毎日のようにLEOの授業を履修し、それによって英語力が自然と身についていったのは驚きでした。「話す」授業内で、月1回ある英語のプレゼンでは、同級生からよかった点や改善点をフィードバックしてもらい成長を実感。当初は英語を話すことに抵抗があって少し恥ずかしい気持ちもありましたが、LEOに参加するなかで少しずつ自信を持って話せるようになっていきました。
そして、2年生の2月には約2週間のオーストラリア研修に参加。ホームステイ先で日本語が通じない環境に身を置き、まだまだ伝えたいことがうまく言えないもどかしさや文化の違いを体感したことで、「もっと英語を学びたい」という気持ちが一段と強くなりました。また、世界中の人が行き交う空港で働きたいという気持ちもよりいっそう明確になりました。
3年生ではクロスオーバー制度を使ってエアラインビジネスの授業も履修。元キャビンアテンダントの先生が航空業界のリアルなお話をていねいに教えてくださったり、授業後には個別にインターンシップの志望動機や自己PRを添削してくださったり…本当に感謝しています。
専攻は英語コミュニケーション、副専攻では国際関係学と観光ビジネスを選び、インバウンドの授業なども幅広く学ぶことができました。英語に加えて「国際社会」や「観光産業」の知識も深められたことは、将来グランドスタッフとして活躍するうえで大きな助けになるだろうと思っています。
4年間打ち込んだラクロス部のマネージャーとしての経験
勉強以外に大学生活で力を注いだのは、ラクロス部のマネージャーとしての活動です。入学当初から「部活のマネージャーをやりたい」と考えていた私はいくつかの部活を見学し、雰囲気がよかったラクロス部に入部。現在は部員が少ないため、他大学との合同チームで練習や試合を行っています。限られた練習時間のなかで選手のケアや体調管理に気を配るだけでなく、他大学のメンバーとの信頼関係を築くことも意識して活動してきました。
入部当初は先輩方がとても頼もしく、「自分たちが上級生になっても同じようにできるのかな」と不安に思うこともありました。先輩方は引退後も親身に相談に乗ってくださり、苦楽をともにしてきた同級生やマネージャーと支え合いながら4年間を乗り越えることができました。私は卒業後も大阪にいる予定なので、社会人になってからも、ラクロス部をなんらかの形で支えていきたいです。
お客さまに安心を届けられる、あたたかいグランドスタッフに
就職活動では本学のキャリアサポートセンターに通って情報収集などに努めました。ただ、まわりには航空業界志望の学生が少なく、身近に相談できる先輩がいなかったため、「航空業界の情報を自分でも徹底的に調べよう!」と決めて行動するようになりました。
グランドスタッフの採用は空港ごとに行われます。私は首都圏と関西に絞ったうえで主要空港のインターンシップにはすべて申し込み、実際に伊丹空港のインターンシップに参加。また、東京の説明会にも足を運びました。空港ごとに雰囲気が異なるので、実際に体験して比較しながら自分に合った環境を見つけていきました。
その過程で出会ったのが、内定をいただいた株式会社Kスカイ。関西国際空港や羽田空港で、JALグループ便をはじめとするさまざまな航空会社の旅客サービスを担う会社です。アジア系航空会社の受託が多く評価が高いこと、そして中国・上海空港で研修できる機会があることが私にとって大きな魅力でした。上海空港は私自身が毎年利用してきた馴染みのある場所でもあり、「いつかここで働きたい」と思う憧れの空港です。両親も私の夢が叶ったことをとても喜んでくれたことが嬉しかったですね。
就職活動の間は、大切なラクロス部を休んで思いっきり就職活動に打ち込んだからこそ、よい結果が得られ、私自身に今まで以上の行動力が身についたと感じています。
これからの目標は、さらに英語力を高めること。今よりも柔らかく、お一人おひとりの心に届くコミュニケーションができるように努力を続けていきます。
空港は、旅や仕事に向かう人が最初に訪れる場所です。お客さまに安心して旅立っていただけるよう、あたたかい笑顔を届けられるグランドスタッフになりたいと思います。
※内容はすべて取材時のものです。(2026年2月)