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【国際看護学部】臨地実習前のシミュレーション演習を実施しました

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国際看護学部2年生は、5月20日より「基礎看護学実習Ⅱ」が始まりました。学生は、この臨地実習で初めて患者を受け持ちます。実習に先立ち、5月16日の「基礎看護学技術Ⅲ」の授業で臨床指導者をお招きし、ユニフィケーションを取り入れた演習を行いました。今回は大阪市天王寺区にある早石病院の看護師2名に臨床指導者としてお越しいただきました。
演習では、臨床現場で直面する可能性のある状況の体験や、必要な技術や知識を習得することを目的にシミュレーションを行いました。実際の患者を想定したシナリオを用いて、バイタルサインの測定、患者へのコミュニケーション、実施後の指導者への報告を実践しました。現役の看護師の方にご指導いただくことで、より臨場感が生まれ、学生は初めての受け持ち患者実習へのイメージが湧きました。演習後、早石病院の看護師の方より、「来週から実習指導する学生について、レディネスがよくわかりました」とコメントをいただきました。

<学生の声>
「指導者さんへの報告は、簡潔に伝えることが重要で、患者さんの情報から考えられること、次の援助で気を付けることなど順序を考えて報告することがわかった。バイタルサインの結果の指導者への報告は、患者の観察結果をもとにして、どう質問を行い、それに対して患者がどのように答えたかなどプロセスが重要と思った。」

「大手前大学では、今回のシミュレーション演習の成果を踏まえ、今後も定期的に演習を行い、学生の臨地実習をサポートしていく予定です。大学内での演習は、シミュレーターモデル人形を活用し、病院実習の指導者の方々と連携し、より実践的なスキルを身につけ、患者さんに対して質の高いケアを提供できる教育を目指しています。」

(配信元:国際看護学部)

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シミュレーター人形を使用した演習
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指導者がグループワークを観察している様子
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