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【国際看護学部】タイ・チェンマイ大学で統合看護学実習を行いました
ニュース
2024年9月16日~9月27日の2週間、タイのチェンマイ大学病院(Maharaj Nakorn Chiang Mai Hospital)において、国際看護学部4年次生12名が国際看護学領域の統合看護学実習を行いました。
最初の1週間は、病院のオリエンテーションとして、3次医療による高度な医療を提供する病院の特長や、対象者や家族が満足する安心で安全な医療を提供するための看護部の理念や組織体制、及び看護管理・運営に関する説明がありました。また、受け持ち患者をもっての看護過程の展開をするうえで必要な対象者の価値観や考え方、文化、習慣などについての講義も受けました。例えば、タイでは9割以上が敬虔な仏教徒であり、善行や悪行は全て自分や子孫に必ずかえってくると深く信じられていることや、死は転生をする時であり、穏やかな死を迎えることで仏様や良い人に生まれ変わるという考えです。また、挨拶の方法も相手によって4段階あることも学びました。
こうした考えをしっかりと理解することで、2週目の対象者を受け持って看護過程の展開を実践することに大いに役立ちました。病棟実習では本学学生1人ずつにプリセプターがつき、丁寧に対象者の説明や看護、処置などを一緒に実施してくださりました。何を聞いても笑顔で丁寧に接していただけたので、一人1病棟の配置でしたが、安心してのびのびと実習ができました。プログラム最終日には学生一人一人が実習の成果報告を行い、プリセプターの方より講評をいただきました。
この他、退職者を祝う盛大なセレモニーにも出席し、新人看護師に見守られながら退職者がレッドカーペットを歩く姿は、長年貢献した人への敬意を表したものであり、年長者を敬う催しには感動しました。
【実習参加者からの感想】
・私はこの実習を通してたくさんのことを学ぶことができたが、私にとって1番大きな学びは信頼関係を構築する上でコミュニケーションが全てではないということである。
私は英語もタイ語も自信がなく、最初は口数の少ない状態であった。しかし、現地の方の伝えようとしてくださる気持ちや笑顔などで、すぐに私は楽しく安心して学ぶことができた。
もし患者さんで日本語を話すことに困難を感じている方がいても、自分がこの時に感じた気持ちを忘れず、対応に努めようと改めて学ぶことができた実習であった。
(国際看護学部3年生 橋本さん)
・タイでは多くの方が快く迎えてくださり、多くの学びと経験ができ感謝しています。英語が拙い私たちでも患者さんと関わらせていただき、タイでしか経験できない処置や援助を実際に行うことができました。将来、看護を目指す身として、日本で学んでいることが当たり前と思わず、タイで学んだ多様な考え方を心得ながら取り組んでいきたいと感じました。
(国際看護学部3年生 中野さん)
最初の1週間は、病院のオリエンテーションとして、3次医療による高度な医療を提供する病院の特長や、対象者や家族が満足する安心で安全な医療を提供するための看護部の理念や組織体制、及び看護管理・運営に関する説明がありました。また、受け持ち患者をもっての看護過程の展開をするうえで必要な対象者の価値観や考え方、文化、習慣などについての講義も受けました。例えば、タイでは9割以上が敬虔な仏教徒であり、善行や悪行は全て自分や子孫に必ずかえってくると深く信じられていることや、死は転生をする時であり、穏やかな死を迎えることで仏様や良い人に生まれ変わるという考えです。また、挨拶の方法も相手によって4段階あることも学びました。
こうした考えをしっかりと理解することで、2週目の対象者を受け持って看護過程の展開を実践することに大いに役立ちました。病棟実習では本学学生1人ずつにプリセプターがつき、丁寧に対象者の説明や看護、処置などを一緒に実施してくださりました。何を聞いても笑顔で丁寧に接していただけたので、一人1病棟の配置でしたが、安心してのびのびと実習ができました。プログラム最終日には学生一人一人が実習の成果報告を行い、プリセプターの方より講評をいただきました。
この他、退職者を祝う盛大なセレモニーにも出席し、新人看護師に見守られながら退職者がレッドカーペットを歩く姿は、長年貢献した人への敬意を表したものであり、年長者を敬う催しには感動しました。
【実習参加者からの感想】
・私はこの実習を通してたくさんのことを学ぶことができたが、私にとって1番大きな学びは信頼関係を構築する上でコミュニケーションが全てではないということである。
私は英語もタイ語も自信がなく、最初は口数の少ない状態であった。しかし、現地の方の伝えようとしてくださる気持ちや笑顔などで、すぐに私は楽しく安心して学ぶことができた。
もし患者さんで日本語を話すことに困難を感じている方がいても、自分がこの時に感じた気持ちを忘れず、対応に努めようと改めて学ぶことができた実習であった。
(国際看護学部3年生 橋本さん)
・タイでは多くの方が快く迎えてくださり、多くの学びと経験ができ感謝しています。英語が拙い私たちでも患者さんと関わらせていただき、タイでしか経験できない処置や援助を実際に行うことができました。将来、看護を目指す身として、日本で学んでいることが当たり前と思わず、タイで学んだ多様な考え方を心得ながら取り組んでいきたいと感じました。
(国際看護学部3年生 中野さん)
(配信元:国際看護学部)