
キャンパスで国際交流
1. 国際交流イベント
国際交流センターでは、異文化理解のイベントや留学生との交流の場としていろいろなイベントを実施しています。
イベント内容 (一例) |
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日時 | 月曜日~金曜日 お昼休み(12:30~13:00) |
場所 | 国際交流ラウンジ(E棟2F) イベントの詳細は別途お知らせします。 |
2. 国際交流学生スタッフ Team Colors
Team Colorsはキャンパスの異文化理解の推進を目指し、国際交流イベントや留学生との交流イベントの企画や運営を国際交流留学生センターと一緒におこなっている学生団体です。友達の輪が広がるだけでなく、活動を通してリーダーシップや企画力も身につき、社会で役立つスキルや経験も積むことができます。新規メンバーは随時、募集しています。
- 問合せ先:国際交流留学生センター(さくら夙川キャンパス)

Team Colors運営メンバーのインタビュー
1. Team Colorsの紹介をしてください。
楠田
キャンパスの国際交流と異文化理解を促進している学生団体(国際交流学生スタッフ)です。活動内容は、月曜日から金曜日のお昼休みに国際交流ラウンジ(E棟2階)でイベントを開催し、その企画・運営をしています。留学生による母国紹介、ゲーム、English Caféそして、今年は新たな取り組みとして、「部活×国際交流」というイベントも実施しています。

2. Team Colorsに加入したきっかけを教えてください。
牧野
留学生と交流してみたいと思っていたところ、この学生団体を見つけました。自分たちでイベントを企画することに不安もあったのですが、国際交流体験イベントでお話をした先輩たちの頼もしい姿を見て、挑戦してみたいと感じ加入を決めました。
ルスフィ
私はいろいろな人と話したいし、新しいことに挑戦したいと思っていました。Team Colorsを見たときに「これだ!」って感じました。留学生も日本人学生もみんなでワイワイ楽しんでいる雰囲気がすごくよくて、ゲームやイベントで盛り上がったり、新しい友だちができたりするのが楽しみです。私にとって積極的になるきっかけになると思い加入しました。
3. 現在のメンバーと、日本人と留学生の割合を教えてください。メンバーには役割などあるのですか。
小田島
2025年度のメンバーは36名。そのうち16名が留学生で19名が日本人学生です。そのなかにペルーや韓国のルーツをもつ学生もいます。Team Colorsの役割は、キャンパスの国際交流の促進をめざして、異文化理解を深めてもらうイベントを実施することです。メンバーが多いこともあり、グループリーダーや運営メンバー(全体のリーダー、広報・企画、書記、ラウンジのデイスプレイなど)を決め、少しでもスムーズに活動ができるよう工夫しています。
4. 役割を果たすうえで「大変なこと」や「やりがい」を教えてください。
大藪
大変なことは学業との両立です。私は建築&芸術学部に所属しており、作品提出の課題がたくさんあり、提出間際になると課題に追われたりします。その時は頼れる仲間が役割を代わってくれたりして助かっています。そのため、仲間との信頼関係も大事です。普段から先輩や友だちに自分の意見をしっかり伝えるようにしています。自分が企画したイベントを楽しんでもらった時や、運営メンバーとこれからのイベントについて話し合うときにやりがいを一番感じます。「これからやるべきリスト」や「役割分担」を決めて、話を進めていくときは心が高揚します。
5. これまで実施してきたイベントで、一番思い出に残っているイベントは何ですか。理由も添えて教えてください。
楠田
2024年度に実施した国際交流デーです。運営メンバーとして携わった初めてのイベントでした。1年生の時は参加者としてイベントに参加していましたが、運営側では、参加者とは違った視点で物事を見ることができました。準備までのスケジュールがタイトで辛い時もありましたが、この経験が今の自分の原動力になっています。
小田島
国際交流デーです。今年は初の試みとして、午前中はパフォーマンス部門、午後は体験できる体験部門を設定しました。このイベントを選んだ理由は、五感を通して異文化を感じられるイベントであること、また、メンバーみんなで一丸となり作り上げたイベントだからです。会場に貼るデコレーション用のお花をみんなで作成したり、景品も一緒に包装しました。バフォーマンス部門に出場した学生のみなさんは、関係者と連携を取りながら沢山の練習を重ねて挑みましたので、関係者として関与していた私にとっては、人生に残るイベントと感じています。
6. 留学生との交流や異文化理解を深めて得たことや学びを教えてください。
木本
行動力や積極性がより身についたと思っています。各国の文化や違いについて興味深々になり、留学生に実際にその国のごはんを食べさせてもらったり、その国を訪問したり、留学生との会話だけで終わらせず、実際に自分で体験することの大切さを得ることができたと感じています。
牧野
それぞれの国の習慣や文化を学ぶことができ、民族やその伝統文化も知ることができました。留学生から、日本ではあまり知られていない(有名でない)アニメが海外では人気であること、国により学校の授業形態が異なっていることなどは記憶に残っています。留学生との交流を通してコミュニケーション能力が向上していると実感しています。
7. これから挑戦したいことはありますか。
大藪
大学周辺の地域との関りを繋げていきたいです。大手前大学の周辺には、実は魅力的な文化や活動の場がたくさんあると感じています。大学での学びを地域の中で活かしたり、逆に地域から学ぶこともできると思っています。また、留学生にとって安心できる居場所なのだと知ってもらう機会にもなると思います。それから、お昼休み以外の放課後や休日もメンバーと会える機会があればもっといいなと思っています。具体的な案として日帰りトリップを予定していますが、もっと取り入れていきたいです。
木本
私は「英語や外国語ができる、できない」ではなく、異文化を受け入れたり、他者を認め合う心の寛大さを育てていく一手段が国際交流であると考えています。国際交流がすべての人にもっと身近に、もっと気軽に感じてもらえるように活動していきたいと思います。
8. Team Colorsに加入を考えている人に向けてメッセージをお願いします。
ルスフィ
最初は緊張するかもしれませんが、思い切って一歩を踏み出してください。Team Colorsのみんなは本当に優しいから、すぐに打ち解けられますよ。ちょっと勇気を出して話しかけてみれば、楽しいイベントや新しい友達が待っています。最初の一歩さえ踏み出せば、きっと“来てよかった!”と思えるはず。一緒に楽しみましょう!
楠田
「大学でいろんなお友達が欲しい!」「何かやってみたい!」という気持ちのある人には、ぴったりの場所だと思います。みなさんの大学生活がより充実して豊か(カラフル)なものになると思います。個性豊かなメンバーがみなさんの加入を楽しみにしています。
※インタビューに協力いただいた学生
国際日本学部:牧野葵(2年生)、楠田彩乃(3年生)
建築&芸術学部:木本寧音(2年生)、大藪碧(2年生)
現代社会学部:ルスフィ バユ プラソゾルフィー(2年生)、小田島琳華(3年生)
3. オープンバッジ
キャンパス国際交流活躍サーティフィケイトについて
キャンパス国際交流活躍サーテイフィケートとは、キャンパス国際交流の「活動実績」、「リーダーシップ」、「発表」、「留学・語学力」など みなさんの頑張りや挑戦を本学独自の評価基準で評価認定する制度です。
異文化理解を深め、国際人としてのコミュニケーション能力や語学力を備え、かつ「研修プログラム」(必須プログラム)を修了した学生には、成長の証としてオープンバッジを発行します。
- 問合せ先:国際交流留学生センター(さくら夙川キャンパス)
4. 留学生バディ制度
留学生バディー制度とは、「日本人と友達になりたい」「留学生のお友達になりたい」「異文化理解を深めたい」「友達を増やしたい」という学生に、国際交流留学生センターより学生を紹介する制度です。良き友達(バディ)として、積極的に交流をして下さい。

私が「留学生バディ」に申し込んだ理由
私が「留学生バディ制度」に申し込んだ理由は、これまで挑戦できなかったことに思い切って挑戦したいと考えたからです。高校時代と日本語学校に通った時にはあまり積極的に活動することができず、どこか物足りなさや寂しさを感じて、少し後悔しました。だから今は、二度と後悔しないように、一つひとつの機会を大切にしながら、できる限り積極的に行動し、たくさんの思い出を作りたいと思い申し込みました。
今は国際交流留学生センターのTeam Colorsのメンバーになって、たくさんの活動やイベントに参加できたことを心からよかったと感じています。そして多くの素敵な仲間と出会うことができました。その一人は、バディで紹介してもらった大学2年生の木本寧音さんです。仲良く交流がすすみ、去年の夏休み、一緒に着物を着て花火大会に行きました。大学のスピーチ大会に二人で出場したり、ショッピングにも行っています。今年の春休みは私の国マレーシアに来てくれて、一緒に旅行をしました。私にとって「留学生バディ」は大きな変化、第一歩となりました。

マワルク キスティナ
大手前学園の入学式で初めて、たくさんの留学生が在籍していることを知り、留学生の友達を増やしたら面白いだろうと考えて、留学生バディ制度に応募しました。専攻が一緒だったマレーシアからの留学生とバディとなり、大学近くにあるインドカレー屋さんに行ったり、国際交流ラウンジでいろいろな話をして仲を深めました。
学園祭の国際交流留学生センター主催のスピーチ大会に二人で出場し、私は初めてマレーシア語でのスピーチに挑戦しました。緊張しましたがとても成長できる機会でした。また、2年生になる前の春休みには、マレーシアに行き、バディになったお友達マワルクさんの家族や親戚、近所の人達と交流したり、マワルクさんおすすめのソウルフードを食べに行ったり、初めてモスクに行きリアルな礼拝を見たり、たくさんの新鮮な体験ができました。初海外だったので、お友だちがいて安心して観光することができました。留学生バディ制度は、私に挑戦する機会を与えてくれました。

木本 寧音
5. 留学生受入れサポーター
海外協定校からの留学生が日本に来た時の空港への受入れ、オリエンテーションのお手伝い、市役所での手続きなど、留学生の渡日直後のサポートをしています。