

史料や文化財の、
真の価値、存在意義を
感じよう。
日本史学など歴史学は、古文書や当時の現物など研究したいことの同時代につくられたさまざまな史料に基づいて研究します。それらがいかに重要なものか、失ってはいけないものか、文化財を保存する意義を学びます。

現代の感染症を、
歴史学から読み取ろう。
今回の新型コロナウィルス感染症流行。日本では幕末期にコレラが流行しました。今と昔、共通していえることは、未知の病で多くの犠牲者が出る中では、さまざまなデマが流れ、人々はパニックに陥るということ。しかし、人はそうした中でも冷静に解決の糸口を探し、困難を乗り越えてきました。歴史学の根幹である客観的な事実をいかに正確に読み取るか、という学びがここにもあります。 尾﨑 耕司教授 文学修士
専攻の学びのポイント
-
- 1史実をさまざまな
視点から考察・検証します。 - その史実に「なぜ起こった?」「社会背景はどうだった?」などの疑問を持ち、多角的・客観的に追求。通説を見直し、新しい歴史像を探る“醍醐味”を実感できます。
- 1史実をさまざまな
-
- 2充実した講義と教員。
フィールドワークで
歴史を実感。 - スペシャリストである3人の教員による時代ごとの講義で、日本史を幅広く学べます。また歴史遺産豊富な京都・奈良・姫路などへ足を運び、歴史をリアルに学びます。
- 2充実した講義と教員。
-
- 3教諭や学芸員などの
資格取得をサポート。 - 中学校社会科・高校地理歴史の各教諭、博物館学芸員などの資格取得をサポートするカリキュラムが充実。所定の単位を修得すれば資格が取得でき、将来の選択肢が広がります。
- 3教諭や学芸員などの
4年間の学びの流れ
-
- 1年生
- 基礎的なステップとして、日本史の大きな流れと歴史上の重要事項を理解します。
-
- 2年生
- 文献読解や資料の取り扱い方法など基礎的な研究方法を学びます。
-
- 3年生
- 新しい研究方法を学び、古文書を含め専門史料を読み解き研究を深めます。
-
- 4年生
- 研究テーマを決め、指導教員の指導を受けながら調査研究を行い発表します。

日本史とマンガ。この2つを
同時に学べる場所はここしかない。
日本史が好きで、マンガを描くことが好き。そんな私にとって大手前大学は理想的な場所です。この2年間で印象深かったのは日本近世史の講義。差別された人々について深く、偏向することなく学ぶことができました。専攻以外の講義ではコミックメディア研究です。マンガ制作の要諦から実用的なテクニックまで多くの学びがありました。また心理学や文学など他分野の講義も積極的に受けてきた結果、視野が広がり、着実に知識が増えた実感があります。それはすなわち、「自分のマンガのネタの引き出しも増えた」ということなんです。
公文 瑞稀 さん
大阪府立八尾翠翔高等学校出身


Pick Up授業
研究テーマ別
- ● 幕末維新史の研究
- ● アジア太平洋戦争に関する研究
- ● 戦国時代研究
- ● 都の文化の研究
- ● 服飾の歴史
- ● 感染症や地震などの広義の「災害」研究
- ● 江戸時代の身分
- ● 近代都市史
- ● 差別の歴史
- ● 貧困の歴史
学べる専攻一覧Major subject
コース名をよりわかりやすくリニューアルしました
- 日本研究・アジア研究コース
- 国際共生コース