

歴史・文化・言語の
学びを通じて、
多文化共生社会を創造する。
SDGsの「4 質の高い教育をみんなに」「10 不平等をなくそう」「11 住み続けられるまちづくりを」などの達成を意識しながら学習を進めていく本専攻。歴史・文化・言語の学びを、実際に地域振興に活用できる実践力として身につけていきます。

多文化が共存する日本。
お互いの
歴史や文化を理解・尊重する力を。
私たちの暮らしはさまざまな国とつながっており、日々変化しています。この変化の中で各国の歴史や文化を深く理解し、お互いが豊かに暮らせる社会を築くには何をすればいいかを考えていきます。国際的な視点から自国や他国の文化について学び知識を得るだけでなく、国際的な知性と感性、そして何よりも相手の文化を理解・尊重しながら自分の主張ができる対話力や交渉力を身につけましょう。
専攻の学びのポイント
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- 1これからの地域貢献の
基礎的な教養を
身につける。 - 多様なルーツを持つ人達と暮らしたり働く、今とこれからの社会人には、多文化への理解と知識が必須です。それらのベースとなる各地域の歴史・文化・言語について学びます。
- 1これからの地域貢献の
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- 2豊富な知識と
経験を持つ
ユニークな教師たち。 - 日本やアジアの文化について研究を深めてきた教員。少数民族や食文化など、興味深いテーマからのアプローチで、多様な文化をわかりやすく学びます。
- 2豊富な知識と
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- 3知識を知恵に、想像を
施策にするための一歩
踏み込んだ学び。 - 学んだことを社会でかたちにすることこそが重要と考えています。教員・学生同士の討論や現地での体験、企画の提案など「学んだその先」の学びを充実させています。
- 3知識を知恵に、想像を
4年間の学びの流れ
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- 1年生
- 多文化共生の意味を考え、そのための基礎的な学修をおこないます。
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- 2年生
- 国内外の事情について学び,問題点や成功事例などを見ていきます。
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- 3年生
- 専門的に議論するために資料を収集したり,現地調査をすることで研究テーマを絞っていきます。
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- 4年生
- 調査や議論を通して研究テーマを深め,卒業研究としてまとめます。

いろいろな国の要素をMIXした
新しいスイーツを作ってみたい。
子どもの頃からお菓子作りと、日本のアニメも大好きでした。そこで日本のお菓子作りの技術を学びたいと思い、技術に加えて、スイーツの製品開発、経営理論などを学べる大手前大学を志望することにしました。先生方はとても優しく、入学後は学業だけではなく、生活で困ったことでも相談に乗ってくれます。卒業後は大学院に進学し、日本とアジアの文化・文学を専攻して、食文化をテーマに研究を行う予定です。将来は博士号を取得して、教員をめざします。また伝統のお菓子に各国の要素をMIXし、スイーツのイノベーションを起こしたいですね。
韓 煒 さん
瀋陽音楽学院出身

Pick Up授業
- ポップカルチャーと多文化共生
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トート エヴェリン アドリエン 教授博士(学術)

グローバル化は、身近な日常生活の中でも確実に進んでいます。異文化への理解を深めることは、これからの社会や地域で不可欠となってきます。その理解を深める手段の一つとして、ポップカルチャーの意義、多文化共生とのつながりを考えてゆきましょう。日本のポップカルチャーを代表するアニメや漫画が、国内と海外でも人気を集めていますが、娯楽だけのものでしょうか。すでに社会で重要な役割を果たしているのではないでしょうか。「ポップカルチャーと多文化共生」の授業は、ポップカルチャーは多文化社会にどのような影響を与えているのか、多文化への理解と知識をどのように促せるのかを、ディスカッションを通じて検討してゆきます。
研究テーマ別
- ● アジアにおける食の「多文化」化の展開
- ● アジアにおける開港都市の多様性
- ● グローバル化する地域文化と人々の生活
- ● アイヌ民族の熊および熊儀礼の重要性
- ● 蝦夷イメージの変遷
学べる専攻一覧Major subject
- 国際文化コース
- 国際コミュニケーションコース