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【経営学部】「働くことを考えるⅠ」“内省”テーマにゲスト講義を実施

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経営学部の学びの特長のひとつ「本気の産学連携PBL」は、21社の企業との共同開発による授業です。1年生より実施され、実社会さながらの学びを通してビジネスの現場を体感することができます。

「働くことを考えるⅠ」(担当:三宅麻未講師)の授業は全15回を通して、様々な働き方や生き方を実際の事例やゲストとのワークショップを通じ触れることで、働くことを“自分事”としてリアルに理解することをめざします。第7回の授業(5月29日)では、阪急阪神不動産株式会社、マルホ株式会社、三井物産人材開発株式会社、株式会社ロック・フィールドより4名のゲスト講師をお迎えし、「内省の重要性」について講義をしていただいた後、内省を通じて得た教訓を自分なりの行動指針(マイセオリー)にしたそれぞれの体験談を中心にディスカッションを実施。続く第8回の授業は三井物産人材開発株式会社のゲストに再びお越しいただき、前回のふり返りと「内省のコツと実践」について、より具体的な事例を交えながらご指導いただきました。

4名のゲストは人事や人材育成、また現場の立場といった、業種や職種、社会人経験がそれぞれ異なる立場によるご自身の経験をお話しいただいたことで、学生たちは働くこと、社会人になることをより具体的にイメージできた様子でした。ふり返りにおいては、内省する習慣を身につけることがいかに自分の成長に繋がるか、コツと実践の具体例を示していただき、「成長を促す背伸び経験」つまりチャレンジすることとして、越境学習を勧めていただきました。やる気が成長に大きな影響を与えることにも触れ、時間に余裕のある夏休み期間に多くの学生に取り組んで欲しいとエールを送っていただきました。

授業を担当する三宅先生は「社会人になってから教えてもらえる機会は少ない。多様性が認められる環境にある学生時代にこそ、多くの経験を積み、内省することの大切さを実感してほしい。そしてそれを社会人になってからも活かしてほしい」と締めくくりました。

入学したばかりの1年生にとって、社会人として働くことをイメージすることは難しいかもしれません。しかし「挫折をすること、そして挫折を次にどう活かすかが大切だということを学んだ。企業の方々は挫折することなどないと、どこか遠くに感じていたが、実際は挫折を経験しそれを次に活かすために“ふり返り”していると聞いて凄く身近に感じることができた」と、授業後の学生コメントにあるように、こうした授業を日々積み重ねていくことで意識が変わり、4年後の成長に繋がることを期待したいと思います。

(配信元:学園広報)


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