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【健康栄養学部】基礎栄養学実験 授業紹介!

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授業では、様々な実験器具を使用しています
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「分光光度計」を使用し、カルシウム量を測定しました
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採血なしで簡単にヘモグロビン推定値を測定できます
健康栄養学部2年生が行う「基礎栄養学実験」を紹介します。

授業では、無機質(ミネラル)の栄養学的機能を学ぶため、尿中のカルシウム量と採血せずにモニタリングできる装置を使って、血中のヘモグロビン推定値を測定しました。

カルシウムは、体内で最も多いミネラルで、そのほとんどが骨や歯に存在しており、ヒトは1日に一定のカルシウムを尿中に排泄しています。今回は24時間に排泄された尿を使用し、実験より得られた結果から体内のカルシウムの役割について考察しました。

ヘモグロビンは、赤血球中に含まれるタンパク質で、赤血球内の酸素を全身の細胞へ届ける大切な役割をもっています。貧血は、体内の鉄量が不足することにより、血液中のヘモグロビン濃度が低下し、症状を起こします。予防や改善のために必要な栄養素の摂取方法や体内での鉄の役割について学びました。

管理栄養士は、社会の高齢化や健康志向の高まりから、様々な場所で必要とされ、食と栄養のスペシャリストとして人々の健康を支えています。

健康栄養学部では、豊富な実験実習による体験を通して、一人ひとりが理想とする管理栄養士に近づけるように、教職員一同でサポートをしています。

(配信元:食品栄養研究室)

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