8月8日、国際看護学部4年生と国際看護学部教員、教務課職員の計16名が、加古川刑務所での研修に参加しました。

研修では、まず加古川刑務所の歴史や受刑者の収容状況、受刑者への支援内容をご説明いただきました。そして、敷地内の作業場や居室等、施設見学を行いました。収容施設は女区や一般区、解放区に分けられていたり、育児室が設けられていたり、と収容者に応じた管理体制が整えられ、また厳格に管理され秩序ある生活が確保されていました。

施設見学の後は質疑応答の時間を設けていただきました。所内での看護師の役割や、更生支援、就労支援など、学生からは多くの質問があがり、刑務官や看護師の方々に丁寧にお答えいただきました。

刑務官や看護師の方々による説明内容を聞き、様々な受刑者がいる中で臨床経験や知識を活用して、安全で健康的に更生できるようご尽力されている姿勢を感じることができ、看護師を目指す学生たちは矯正施設における看護の重要性について学ぶことができました。

 （配信元：国際看護学部）