大手前大学

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【建築&芸術学部】事前復興まちづくりワークショップを開催しました。

お知らせ

建築&芸術学部 建築の下田元毅先生が三重県尾鷲市の九鬼町で8月13日(日)に「事前復興まちづくりワークショップ」を開催されました。
その様子が地元新聞2紙に掲載されました。
・『南海日日新聞』8月18日(金)
・『紀勢新聞』8月20日(日)一面掲載

下田先生からのコメントです
「リアス式海岸に位置する人口約400人の小さな漁村九鬼は,その土地に呼応する古くからの町並みや習慣・慣習が色濃く残っています。一方で来るべき南海トラフ地震の甚大な津波被災が予測されています。豊かな山水に恵まれた九鬼漁村では,小さな河川上にボッチ(地域固有の呼称)と呼ばれる石組の貯水槽が設置され,山から竹樋を利用して生活用水を確保していました。「ボッチde 流しそうめん」は,ボッチを九鬼固有の空間資源として捉え,かつての取水の仕組みを流しそうめんという仕掛けとして再現し,被災時の生活用水の確保にも有効に機能することを目的とした「事前復興まちづくり」としての位置付けとして実施しました。
当日は,地域内外の九鬼にルーツのある人々71名が参加し賑わいある風景を創出することができました。ボッチに見られたかつての井戸端の風景を今日的コミュニティの空間として創出できたことは,地域と足並みを揃えた防災まちづくりの取り組みの第一歩として位置づけることができたように思います。」

参加された方は、とても良い経験になられたことと思います。

下田先生は、大手前大学に教員としてお越しになられる以前から、尾鷲市で学生たちと「空き家再生ワークショップ」など様々なワークショップを開催され続けておられます。
これからも、楽しくそして勉強になるワークショップの開催を楽しみにしています。

(配信元:建築&芸術学部)

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