今年も9月11日から14日まで尾鷲市で空き家再生ワークショップを開催しました。今回は、60年前に建てられた平屋の解体です。家を解体する機会は滅多にないので、参加した学生にとっては古い住宅の造りを観る良い機会となりました。
まず、職人さんの指導の下、2名の学生が屋根に上り、土葺きの瓦と土を剥がして土嚢袋に詰めます。（写真1）小さな家ですが、屋根に大量の土が載せられているのに皆驚いていました。

下ろした瓦や土を処理場に運ぶため、トラックの荷台に積みます。（写真2）

屋根の解体が終わったら、引き続き壁を解体します。建具を全部外してから（写真3）、バールやカケヤで壁を解体しました。

今回のワークショップでは、(写真4)の状態まで解体工事を進めました。続きは、冬休みに行う予定です。

（配信元：地域・社会連携室）