大手前大学

最新情報

【国際看護学部】鈴井江三子教授が母性衛生学会シンポジウムでコーディネーターとして登壇しました

ニュース
本学国際看護学部 大橋一友先生を学術集会長として開催された第64回日本母性衛生学会総会・学術集会にて、国際看護学研究科の研究科長 鈴井江三子教授がシンポジウム「アジアの母性衛生の夢と未来-Prospective postpartum midwifery in Asia-」のコーディネーターを務めました。

国際看護学部の学術交流協定校4校にシンポジストとしてご参加いただきました。世宗大学(韓国)のJeong Ok Park先生、慈済科技大学(台湾)のShu-Fang Wang先生、チェンマイ大学病院(タイ)の助産師Venus Jansagsriさん、そして本学部の望月明見准教授です。
シンポジウムでは、産後のケアに焦点を当て、各国の現状と課題および今後の展望についてご報告いただきました。各国共に超少子・高齢化が急進し、出産は社会にとっても大切な出来事ですが、助産師数の不足が原因で専門職による適切なケアの提供が難しい現状が報告されました。他方、限られた人的資源を有効活用し、ユニークな助産ケアも紹介されました。中でもWang先生のマタニティダンスは、会場を巻き込んでのエクササイズとなり熱気あふれる講演でした。
今後の方針として、助産師養成数を確保するためには、職能団体からの要望書や他職種と連携し政策提言を行う必要性も示唆されました。教育・研究以外の活動も重要であると改めて確認したシンポジウムでした。

(配信元:国際看護学部)

コーディネーターとして登壇
コーディネーターとして登壇
シンポジストと一緒に意見交換
シンポジストと一緒に意見交換
マタニティダンス
マタニティダンス
ページトップへ