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【国際看護学部】韓国・延世大学での国際看護学実習Ⅲ

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10月31日~11月3日の5日間、国際看護学部3年生6名が、韓国の延世(ヨンセイ)大学で国際看護学実習Ⅲを行いました。

延世大学の看護学部は、韓国の看護教育をけん引しており、充実した施設で実習をすることができました。
実習前半は、韓国トップの看護学部における教育内容を聞いたり、現地の学生による丁寧なキャンパスツアーがありました。また、延世大学の関連施設であるSeverance Hospitalでは、脳神経外科病棟やOP室(手術室)、ICU、回復室等、ロボットによる最新の医療技術や政府や多職種連携の新たな研究への取り組み、そして患者満足度1位の医療サービスについて学びました。OP室で忙しく行き交うストレッチャーを目にし、毎日200件以上のOPがある臨場感も体験しました。
そして実習後半は、地域住民を対象としたプライマリヘルスケアを実践している西大門区保健所に行き、高齢者対象の認知症予防やスクリーニング、母子保健の予防注射や妊婦健診等、地域に密着した保健サービスの内容を学びました。ここでは香港中文大学の看護学生とウズベキスタンから研修中の看護教員の方々と一緒に、韓国の地域における公衆衛生の理解を深めました。
5日間の学びを通して、海外で活躍できる看護師を目指す意識がより明確になった学生もいます。

学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に5日間の実習を終えることができました。

実習参加者からの感想をご紹介します。

・今回の実習を通して韓国の医療や看護の特徴、それに伴い日本の共通点・相違点を学ぶことができました。 特にセブランス病院の見学では、感染症対策を徹底しており、日本の病院でも感染症対策に力を入れていますが、陰圧室の数や新型コロナウイルスの感染の拡大が始まってからは、個室や1人部屋を増やし蔓延防止と患者への配慮が行われているところが日本との相違点であると感じました。 また、韓国の医療ではロボットや内視鏡を用いて手術を行うことが主流であることから最先端の医療技術を患者に提供していることを学びました。
(国際看護学部3年生 矢井さん、松坂さん、張さん)

・景福宮では韓服を着て散策をし、韓国の歴史について学ぶことができました。 韓国の学生と共に行動し異文化に触れることにより、日本とは異なる文化を体験でき、さらに視野を広げ理解を深めることができました。また、異文化に触れることによって、より日本の文化について考え、知識を深めていきたいと考えます。
(国際看護学部3年生 久保さん、中野さん、長尾さん)

(配信元:国際看護学部)

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