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大手前大学の学生が尾鷲市の古民家の環境維持を目的に障子の貼り換えをしました

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大手前大学 建築&芸術学部の川窪教授のゼミでは、地方都市や農山漁村の空き家についてフィールドワークにより現状を調査し、放置による危険家屋にならないようリノベーションや移住者の住宅として利活用する方法を提案しています。
同ゼミでは、三重県尾鷲市にあるNPO法人「おわせ暮らしサポートセンター」と連携し、空き家対策の活動をしてまいりましたが、その一環として学生達が九鬼町の「カネト」と呼ばれる古民家の障子の貼り換えを行いました。「カネト」はかつて干物屋を営んでいた家で、約1000㎡の敷地に、玄関のまるみを帯びた「むくり屋根」や雨どいに家紋をしつらえた往時の反映を忍ばせる特長ある建物です。
今回参加したゼミ生4名は傷んでいた約40枚の障子の貼り換えにチャレンジしました。古い障子紙を丁寧にはがし、新しい紙を慎重に張り付けるという根気のいる慣れない作業でしたが、次第に要領をつかんだようで、最後に貼り替えた障子を元に戻すと、往時の豪華な屋敷の雰囲気が少し垣間見える感じがしました。
今後は、床板の貼り換え等に取り組み、学生の合宿所などでの活用を目指します。

(配信元:学園広報)


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