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【国際看護学部】Institute of Mental Healthで国際看護学実習Ⅲを行いました
2025.02.27
ニュース
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2025年2月10日~2月14日の5日間、国際看護学部3年生15名がシンガポールのInstitute of Mental Health(IMH)で国際看護学実習Ⅲを行いました。
IMHは、精神科に特化したシンガポール最大規模の国立病院で約2,000床を有し、小児から高齢者に至る幅広い層に外来・入院・訪問看護サービスを提供しています。利用者は中国系、マレー系やインド系など多様で、彼らの文化や宗教、アイデンティティに配慮したケアの提供や研究を行っています。今回の実習では、IMHの外来、小児・思春期病棟や高齢者病棟、社会復帰訓練を提供している成人病棟を見学したほか、学生が一人ずつ看護師に同行し訪問看護にも参加しました。
学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に1週間の実習を終えることができました。
以下に実習参加者からの感想をご紹介します。
・私たちは、シンガポール唯一の国立精神科専門病院であるInstitute of Mental Healthで実習を行い、外来や病棟、地域での看護を見学しました。5日間の実習を通して、文化や宗教に配慮した看護の重要性を強く実感しました。患者の文化的背景を尊重することは、安心感につながるだけでなく、より良い看護の提供にもつながると考えます。また、看護は単なる医療行為ではなく、「その人らしさ」を大切にする職業であることを改めて学びました。今後は異なる文化を理解し、柔軟な思考を持つことを意識したいです。そのために、国際的な看護について学び、異文化への理解を深める努力を続けます。
(国際看護学部3年生 辻野さん)
(配信元:国際看護学部)


