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【国際看護学部】ナンヤンポリテクニックで国際看護学実習Ⅲを行いました
2025.02.27
ニュース
- 学部・大学院
- 健康栄養学部
2025年2月10日~14日の5日間、国際看護学部3年生12名が、シンガポールのNanyang Polytechnic(NYP)で国際看護学実習Ⅲを行いました。
NYPは国立高等専門学校であり、看護コースでは病院や地域で働くことを意識した実践的な看護技術の教育が特徴です。3年間のコースを卒業した後は、より高度な技術や実践の習得を目指したアドバンスコースへの進学も可能であり、看護師不足であるシンガポールにおいて、人材育成の重要な教育機関となっています。
学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に1週間の実習を終えることができました。
以下に、実習参加者からの感想をご紹介します。
・シンガポールでは、多様な看護教育や高齢者ケアについて日本との違いに着目しながら学びました。Nanyang Polytechnicではシミュレーション演習に重点が置かれ、高性能な医療シミュレーション人形を使った患者対応を学ぶことで、より実践的な看護力を養うとともに対象者にとって安全な看護を提供することができると学びました。また、シンガポールでは人材を資源として大切にしており、質の高いケアを提供するためグローバルな人材育成に力を入れていると知りました。高齢者ケアでは「アクティブエイジ」という理念が重視され、高齢者自身がその人らしく生活を送り続けるための大切な考え方であると学びました。今回の実習では、現地の学生と関わりながら学ぶことで、異文化理解が深まることに加え、高度な看護教育やケアに対する新しい視点を養う機会になりました。
(国際看護学部3年生 野村さん)
(配信元:国際看護学部)


