
ニュース・プレスリリース
【健康栄養学部】貝森教授の総説論文がNutrients誌に掲載されました
2025.02.18
ニュース
- 学部・大学院
- 健康栄養学部
健康栄養学部の貝森淳哉教授による総説論文が、2月11日付で英文雑誌Nutrients誌に掲載されました。
題名:
「Plant-Dominant Low-Protein Diets: A Promising Dietary Strategy for Mitigating Disease Progression in People with Chronic Kidney Disease—A Comprehensive Review」
総説論文の内容は、慢性腎臓病(CKD)患者に対する植物性蛋白質を主体とした低蛋白療法に関する総説です。CKD患者に対する低蛋白食は、栄養学的にも広く知られていますが、以前からadherenceなど問題点の多い食事療法です。この問題点を多少ではありますが、植物性蛋白質を主体とした食事によって克服しようという試みがあります。植物性蛋白質を主体とした食事は、尿毒性物質の低減などCKDに対して有利な食事と位置づけられており、今後、CKDに対する食事療法として注目される可能性があります。
(配信元:健康栄養学部)