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【経営学部】1/31(金)サービス経営の授業で鳥貴族などを経営する㈱エターナルホスピタリティグループ大倉社長さまに学生がプレゼンをしました

2025.02.11

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経営学部 當眞瑞代助教による「サービス経営」の講義では、授業の理解をさらに深めるため、外食産業やホテル経営に携わっておられる実業界の方々の生の話を聴くため、企業の方をゲストスピーカーとしてお招きし、講義をしていただいています。今回は10月に講師としてお招きした鳥貴族などの居酒屋チェーンを経営する株式会社エターナルホスピタリティグループ取締役 道下 聡さまからの課題に対し、代表の1グループ5名の学生が、同社本社にて代表取締役社長CEO大倉 忠司さまにプレゼンテーションをするという大変貴重な機会をいただきました。
発表内容は「行きたくなる鳥貴族」。外食産業を取り巻く環境、鳥貴族の強み・弱み、STP分析などを踏まえ、「一人でも・お酒を飲まなくても楽しめる鳥貴族」というコンセプトで、メニュー・味・カウンター席のレイアウト等具体的な提案をしました。
大倉社長からは、「一人の顧客が増えていることは理解しているが、創業以来『コミュニケーションの場の提供』に意義があると考え、みんなでワイワイ楽しめる空間の創出に注力してきた。今後もこの方向性は継承していく。一方、アルコール売上比率の低下やファミレス化も指摘いただいたとおりであるが、これが自然の流れであり顧客に支持されるのであればそれでいいと考えている。」と講評いただきました。
この後は自由に意見交換が行われました。道下取締役からは「このプレゼンは、特にローカルエリアのカウンター席対策としては興味ある提案である」といったご意見や、学生からは、世代による味の濃淡の嗜好の違い、若者のお酒離れについて、など意見交換しました。大倉社長からは「顧客の嗜好により何で勝負するかは店舗によって客層が異なる以上一律に考えられない。環境・顧客の要望に合わせて店舗運営している今の流れでよいと考えている」とのご説明がありました。
次に学生と大倉社長との質疑応答が行われ、「日本の環境変化に伴う飲食業界の売り上げ低下への対応は」という質問には、「海外への展開を加速する」、また、「どんな人材が欲しいか」には、「正しい人、善悪の判断ができる人、指示待ちではない人、起業家精神を持っている人」と学生の将来にとって大事な言葉をいただきました。そして、「起業のために大切なことは」という質問には、「楽観的に考えること。成功しかイメージしない。『リスクを考える』ことも必要ではあるが『楽観的に考える』とのバランスが大切だと思う」など、自由な雰囲気でやりとりが行われました。
最後に大倉社長から「今後はあらたに策定したビジョン『Global YAKITORI Family』のもと、『YAKITORI』をSUSI、TEMPURAなどに続く世界に通用する日本を代表する食の言葉にしたい」という熱い思いをお聞きしました。
終了後、学生達からは「自分の未熟な部分やこれからの伸びしろにも気付くことができた」「『成功するには物事を楽観的に考える、成功しか考えない。しかし、悲観的な面も必要』というお話がとても印象に残った」「自分たちではいい案だと考えていても色んな環境や問題から簡単には変えることはできないものだと感じた。1つの案でも通していくことは大変で難しいことだと思った」「人前で話すことは躊躇しないタイプだったが、もっと話すことに対して自信を持てた気がする」「緊張の1日だった。今回の訪問を通して足りないと感じたのが言葉遣いとプレゼンのつかみだった」などの感想が寄せられました。
学生達には「こころゆさぶられる」大変刺激的な時間だったのではないでしょうか。これをきっかけとしたさらなる成長に期待したいと思います。

(配信元:法人広報)