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ニュース・プレスリリース

【経営学部】1/24(金)マーケティングリサーチの授業で 株式会社案 代表取締役社長 渡辺 利雅さまに第2回授業で頂いたグループワーク発表の講評をしていただきました。

2025.02.02

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経営学部 當眞瑞代助教による「マーケティングリサーチ」の講義では、経営の意思決定やマーケティングの方向性を左右するリサーチ(調査)やデータ分析の重要性について学ぶことを目的としています。学生たちは、課題に対する仮説立案→調査→分析→課題解決に向けた提案、のプロセスを4班に分かれて行い、15回の講義を通して学びました。その締めくくりとして、「大人の学びについての具体的提案」というテーマについて発表を行いました。発表に際しては、各種メディアプロデュースを手掛けられている株式会社案 渡辺利雅代表取締役社長に講評のコメント・アドバイスをいただきました。
各班とも、目的・仮説の設定、調査方法、結果の分析、それを踏まえた具体策の提案、の順序で発表を進めました。各班の仮説では「過去の挫折は現在の成長の糧になっているのか」「失敗を乗り越える要素は、気持ちを切り替えることではないだろうか?」「大人は壁にぶつかった時、挑戦し続けるのではなく、一度引いて幅広い視野を持って考えるのではないか」など「挫折・失敗をどう乗り越えるのか」といったものや、「年齢層によって学びの捉え方が変化すると考える」というものでした。その仮説を立証するために各班は、LINEのオープンチャット、QRコードなどSNSを活用し、Googleフォームでのアンケート、また周囲の人へのインタビュー調査など、講義で学んだ手法を実践しました。そして、収集したデータをワードクラウド等により分析し、課題に対する具体的な提案を行いました。
渡辺社長からは「調査結果をそのまま鵜呑みにするのではなく、「なぜそうなったのか」を繰り返し自問することにより、その奥にあるものを見つけることが重要」、「調査で得た圧倒的な数字の結果が正しいとは限らず、少数派の回答に大事なものが隠れている場合があるので、見落とさないように」、「知人に調査する場合には定性調査(インタビュー)も効果的に活用したほうがいい」などのアドバイスをいただきました。さらに、調査の結果、仮説の立証に至らなかった班に対しては「答えが出なかったと素直に認めることは大変重要。実際のマーケティングでも起こり得る。仮説を見直し再検討すればさらに良い結果を得ることができる」等の具体的な指導もいただきました。
講義の締めくくりとして最後に渡辺社長から「調査(インタビュー・リサーチ)というのは、例えば10人に依頼しても応じてくれる人はせいぜい1人くらい。1人、2人と断られ続けると落ち込むが、11人目くらいまでかかるものです。そんなものだと思って頑張ってほしい」とのエールをいただきました。

(配信元:法人広報)