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【国際看護学研究科】多文化共生を目指し妊産婦ケア演習を実施 ~在留外国人への支援を学ぶ~
2025.01.30
ニュース
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1月7日、大阪大手前キャンパスにて、助産師・保健師を目指す大学院生6名を対象に「在留外国人への妊産婦ケア演習」を実施しました。今回は、JICA関西の「出前授業」の協力を得て、日本の大学院で学ぶエチオピアとラオスの長期研修生2名にロールプレイの演習に参加していただきました。
演習では「妊婦・乳幼児健康診査」の場面を設定し、研修生がまずは母国語とやさしい日本語のみで模擬妊産婦役と乳児の母親役を演じました。その後、英語の使用も追加し、学生たちはジェスチャーやイラストなどを使いながら必要な情報や背景を聞き取っていました。
演習後には、研修生からのフィードバックや自身の出産・育児経験についての話を聞きました。
今回の演習では、実用的な多様なコミュニケーションの在り方について再認識するとともに、互いの文化・慣習の違いや適応について活発な議論を行う機会となりました。
(配信元:国際看護学研究科)

