現代社会学部 観光・地域マネジメント専攻に新しく誕生した授業「ホテルビジネス論」（担当：渡邉公章 教授）。毎回、ゲストスピーカーに現役ホテリエをお招きするライブ感あふれる講義が特長です。宿泊業界で働くことをめざす学生にとっては、実務経験豊かな講師陣による専門性の高い講義を通し、将来その業界で活躍するための知識を習得することはもちろん、経営理念にふれることで広くホスピタリティを学び、企業の価値や将来像を学ぶことのできるPBL型授業です。

4月23日は、ユニマットグループの株式会社南西楽園リゾート 坂本正樹氏にお越しいただき、沖縄・宮古島に展開する「シギラセブンマイルズリゾート」の魅力、経営理念、活躍する社員の方々の仕事内容やマインドについてご紹介いただきました。

美しい宮古島の大自然と共生しながらリゾートいう枠組みを超えた「まち」を創り上げることをコンセプトとする同社は、社員に「本気で遊べ」を提唱し、社員一人ひとりは「どうしたら喜んでもらえるか」という意識を大切にして仕事に向き合っています。「やりたいことをやっている社員が多いです。それを見出し磨いていくことで居場所となり、唯一無二のプロフェッショナルになる。社員たちはそんな働き方をしています」と、坂本氏の言葉通り、今回登場した社員の方々はそれぞれの個性を発揮した活躍の様子が印象的でした。講義終盤には、事前に学生から寄せられた質問にもていねいにご回答いただき、学生たちは同社のホスピタリティ、現地とのかかわり方やまちづくりにおいて理解を深めていました。本学では、夏休みに同社の現地・宮古島でのインターンシップ実施を予定しており、すでに数名の学生が参加を志望しています。

今後も多彩なホテルや旅館業界のプロフェッショナルにお越しいただく予定です。学生たちの中から、将来この業界で活躍する人材が誕生することを期待したいと思います。

（配信元：学園広報）