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【健康栄養学部】解剖生理学実験Ⅱ 授業紹介!

2024.12.01

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  • 健康栄養学部

今回紹介する健康栄養学部3年生の「解剖生理学実験Ⅱ」では、国際看護学部との連携により、先端的な教材を使用してフィジカルアセスメントの技術を学びました。この授業は両学部の教員が協力し、実践的で充実した学びの場を提供する新しい取り組みとして実施されました。

フィジカルアセスメントは、管理栄養士にとって重要なスキルであり、視覚的観察、触診、身体計測、聴診を通じて個人の健康状態を評価し、栄養状態や健康リスクを把握することで、適切な栄養指導や食事計画を立てるための基礎データを得ることができます。

授業では、フィジカルアセスメントモデル「フィジコ」を使用して、瞳孔の観察、心音や腸音の聴診、血圧測定、心電図の解析など、さまざまな疾患に関するシュミレーションを体験しました。さらに「レサシアン」シュミレータを使用して、心肺蘇生法の技術を学びました。

とくに循環器に関連する分野は、管理栄養士国家試験でも頻繁に出題される重要なテーマです。この授業を通じて、学生たちは理論だけでなく、実際の技術を体験することで理解を深めることができました。

健康栄養学部では、実習や実験、臨地校外実習を中心とした実践的なカリキュラムを通じて、管理栄養士として人々の健康を支えるための基礎をしっかりと築くことができます。

現在放送中の連続ドラマ小説「おむすび」(NHK)では、食の大切さや、心を込めた食事がもたらす豊かな人生が描かれており、そのメッセージは私たちの学びにも深く響いています。教職員は学生たちの努力を支え、夢の実現をサポートしています。健康栄養学部での学びが、未来の管理栄養士としての第一歩となることを期待しています。

(配信元:食品栄養研究室)