【国際看護学部】ダナン大学教員と交流会を開催

　6月30日～7月4日まで、海外学術協定校のダナン大学より学生8名と引率教員3名を受け入れました。ダナン大学と本学は、2023年に学術交流協定を締結し、本学の学生がダナン大学での国際看護学実習を開始しました。

　そして今年度、初めてダナン大学より学生および教員を本学で受け入れました。受け入れ期間中は、大学の教員による交流会も開催。交流会では、日本では一般病棟において日中は患者7名に対して看護師1名が配置される体制が一般的である一方、ベトナムでは患者10～15名に対して看護師1名が対応している実情が紹介されました。こうした配置基準の違いをはじめ、各国における看護師の勤務環境や業務内容、看護の実践のあり方について情報共有がなされ、参加者同士で多角的な議論が展開されました。対話は終始熱心に行われ、予定時間を超えても話題が尽きることはありませんでした。

　参加した双方の教員からも、「お互いの看護体制について理解を深めるとともに、看護の専門性や課題について改めて考える貴重な機会となった」との意見があり、有意義な交流会となりました。

（配信元：国際看護学部）