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ニュース・プレスリリース

【現代社会学部】10/3(金)マーケティングリサーチの授業で 株式会社案 代表取締役社長 渡辺 利雅さまに講義していただきました

2025.10.11

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 経営学部 當眞瑞代助教による「マーケティングリサーチ」の講義では、経営の意思決定やマーケティングの方向性を左右するリサーチ(調査)やデータ分析の重要性について学ぶことを目的としています。また15回の授業を通して、学生たちは、課題に対する仮説立案→調査→分析→課題解決に向けた提案のプロセスを学びます。第2回の授業でマーケティングリサーチのインタビュー調査について、渡辺社長にご講義いただき、ワークショップを行いました。
 ご講義では、渡辺社長が日常のインタビューで実際に大事にされていること、インタビューに応じてもらえない場合の対応策、コツなどを具体的にご講義いただきました。そして、講義内容をふまえて『大学卒業後社会に出る前に感じている「期待」と「不安」』、『来年の新入生に伝えたい「学生時代の理想的な過ごし方」』など、身近なテーマを中心にインタビューのワークショップを行いました。『来年の新入生に伝えたい「学生時代の理想的な過ごし方」』については、「授業は友達と一緒に受けたほうがよい。助け合える」、「大学時代を楽しんだ方がよい」、「高校と違って、大学は誰も注意をしてくれない、自分で頑張る必要がある」と実感のあるインタビュー結果となりました。また、『大学卒業後、社会に出る前に感じている「期待」と「不安」』については、初めて早々に「将来のゴールは何か」と、この質問の肝となる問いがありました。
 ワークショップの最後に、渡辺社長からフィードバックを受け、インタビューの評価を受けました。インタビューをしていると「何を聞いているのか、どこまでインタビューをするのか、ゴールを考えながら話すことになる。いろいろ聞いていると話が迷子になる。そのためにインタビューをしながら「キャッチフレーズ」を考えることが大事である。そうするとインタビューのゴールが見えてきてインタビューの質問が決まっていく」、また「インタビューの成否は事前の質問案で9割決まる」と実際のインタビュー調査に向けてアドバイスをいただきました。
 締めくくりとして最後に「調査(インタビュー・リサーチ)というのは、例えば10人に依頼しても応じてくれる人はせいぜい1人くらい。1人、2人と断られ続けると落ち込むが、11人目くらいまでかかるものです。そんなものだと思って頑張ってほしい」とのエールをいただきました。さらに、第15回を通して取り組む課題をいただきました。いただいた課題の提案ができるよう、今後、第15回発表にむけて、学生はマーケティングリサーチに取り組んでいきます。

<発信元:学園広報>