ニュース・プレスリリース
~涼宮ハルヒの聖地、開放~「北高・オープンハイスクール」に本学が協力しました
2025.11.27
- お知らせ
- 現代社会学部
11月23日(日)に兵庫県立西宮北高校(2025年度より兵庫県立西宮甲山高等学校と合併し「兵庫県立西宮苦楽園高校」に校名を変更)で開催された「北高・オープンハイスクール」に現代社会学部・谷村学部長と大学・大学院の学生有志が協力しました。
2003年から現在まで続くライトノベル『涼宮ハルヒシリーズ』では、原作者の谷川流氏がこの西宮北高校出身ということもあり、作中に校内の風景が数多く登場しています。このことから西宮北高校は作品のファンから作品の「聖地」としてよく知られていたものの、これまで一般開放はされておらず、ファンの中で「幻の聖地」とされていました。しかし、校名変更のタイミングで、高校側が「聖地」であることを活かし生徒の探究的な学びや地域貢献に資する教育活動ができないかと『涼宮ハルヒシリーズ』の出版元(株)KADOKAWAに相談し、今回の一般開放イベントの実現にこぎつけました。
本学は、「聖地巡礼」文化に詳しい現代社会学部・谷村要学部長に、西宮北高校側から相談があったことをきっかけに、谷村学部長の探究授業への出張授業やイベントの運営面への参画の形で協力することとなりました。
当日は9:00~17:00までの時間帯を2時間単位で区切り、来場者を計4回入れ替える形でイベントは開催されました。各回の定員は250名でしたが、募集開始当日(2025年10月1日)に全定員が埋まる人気ぶりで、当日は多くの人たちが来校し「聖地巡礼」を堪能していました。
谷村学部長と本学の学生有志6名は、西宮北高校(西宮苦楽園高校)の教職員や生徒たち、地域住民らのボランティアスタッフとともに、イベントの運営に当たりました。具体的には、留学生たちが外国人来場者への対応、日本人学生らが来場者の誘導や会場の巡回に携わりました。また、その活動の傍ら、学生たちは西宮北高校と大手前大学共同で実施した来場者アンケートへの協力の呼び掛けや、生徒や来場者の聞き取りなど当日の状況を把握するための調査活動も進めており、たいへん精力的に動いていました。谷村学部長によると、これらの調査活動で得た知見は何らかの形で社会に還元していきたいとのことです。
<発信元:学園広報>