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ニュース・プレスリリース

【公開講座】7月講座「今後関西で起こりうる地震と、安全をもたらすために開発された構造技術の紹介」を開催しました

2026.07.13

ニュース

    2026年度公開講座は年間をとおして「建築・まちづくり的鑑賞のススメ」をメインテーマとして開催しています。

    前期最終回の第4回は、大手前大学 非常勤講師 福本 義之さまによる「今後関西で起こりうる地震と、安全をもたらすために開発された構造技術の紹介」をテーマに、7月11日(土)に開催。107名の皆さまにお集まりいただきました。
     福本さまは、大手ゼネコンの構造設計部部長として、数多くの免震・制震構造の超高層ビルの設計に携わってこられました。まず最初に、日本における震度5弱以上、とりわけ震度7以上の地震が阪神大震災以降急増していることをデータをもとにご説明され、特に震度6弱以上では家具の転倒が多くみられることから、我々のすぐ実施すべきこととして家具の転倒対策を強く訴えられました。
     次に、今後起こりうる地震について、南海トラフ地震とともに大阪の豊中と岸和田を縦断している「上町断層帯」には想定される揺れの特殊性から多くの地震学者が注目していること、地震に対応するための様々な最新の耐震・制震・免震の技術について我々の身近にある建物を例に動画と制震・免震装置のミニモデルで分かりやすくご説明いただき、最新の超高層建築物は最新の技術で地震に対応していることがよくわかりました。
     最後に、旧耐震基準(1981年5月31日以前に建築確認が認められたもの)の建物は大地震には弱いかもしれないこと、大手ゼネコン部長時代、新入社員に伝えていた「建物に実際に住む人・使う人」を常に思い描きながら研究・開発を行ってください、という言葉をご紹介いただくとともに、一方で「建物に実際に住む人・使う人」も災害に対し命を守るための最善の準備をお願いしたい、という言葉で締めくくられました。

    <発信元:地域・社会連携室>