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【国際看護学研究科】大学院生が日本で暮らすベトナム人を対象に健康教育を実施
2025.06.03
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5月17日(土)に、国際看護学研究科の公衆衛生看護実践科学分野・助産実践科学分野の2年生が、NPO法人日越支援会のご協力を得て、日本で暮らすベトナム人8名を対象に、妊娠前からの食事や出産、育児、関連手続き等に関する健康教育を実施しました。
保健師/助産師をめざす大学院生はそれぞれ、これまでの学びをもとに健康教育の目標設定や伝えたい内容、効果的な伝え方について検討を重ね、計画を立てました。両者の計画を持ち寄り、参加者の視点を意識しながら、ひとつの健康教育プログラムにまとめあげるまでには、何度もディスカッションや修正、リハーサルを重ねて当日に臨みました。
当日は、参加型手法を取り入れ、インタラクティブな健康教育をめざしました。和やかな雰囲気の中で実施でき、参加者の方々にも積極的に参加していただきました。後日の振り返りでは、参加者アンケートも参考にしながら、院生一人ひとりが次の課題を見出しており、今後の学びにつながる貴重な経験となりました。
保健師と助産師は、それぞれの専門性を活かしながら、日本社会における母子の健康を支えるために協力して取り組む重要な専門職です。今回の機会を通して協働するなかで、互いの専門性に対する理解をよりいっそう深めることができました。
(配信元:国際看護研究科)


