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【大阪・関西万博】「わたしとみらい、つながるサイエンス展」で留学生有志が展示ブースをサポート

2025.08.23

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大阪・関西万博で8月14日(木)~8月19日(火)にEXPOメッセ「WASSE」で開催された「わたしとみらい、つながるサイエンス展」で、大手前大学の留学生有志5名が、慶応義塾大学出展「体験価値からインクルーシブを考える~リサイクル材料からできたインクルーシブ遊具~」のブース運営を、本学現代社会学部の竹澤智美准教授が同じグループで研究していることが縁でサポートすることになりました。この催しは文部科学省 科学技術・学術政策局が主催で「科学で世界を変える体験を」をキャッチフレーズに、20を超える国内の大学・研究機関が出展する体験型のイベントです。

慶応義塾大学のブースは比較的新しい概念である「インクルーシブ」とは何かをテーマにしています。まず、植物由来のプラスチックを材料として使い3Dプリンターで創りだしたインクルーシブ遊具を参加者が体験、何を感じたかをAIインタビューで答えていただき、その結果が体験者の「評価構造図」としてモニターに表示されます。次にそれが「参加者全員の評価構造図(みんなの評価構造図)」の一部として表示され、自分の感じ方・他の人の感じ方を可視化することにより「インクルーシブとは何か」を体験を通じて楽しみながらあらためて考えていただく、というものです。

大手前大学の留学生は、イベント開催期間を通じて外国人参加者の通訳含めたサポート全般を精力的に担いました。彼らにとって万博での多様な人たちとの交流は「インクルーシブとは何か」を考える絶好のきっかけになったのではないでしょうか。

(配信元:学園広報)