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【国際看護研究所】笠松教授が第29回日本看護管理学会でEITPコースを紹介
2025.09.19
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8月22日、笠松由利教授が「第29回日本看護管理学会」に参加し、インフォメーションエクスチェンジにおいて、国際看護研究所主催のEITP(Evidence implementation training program)コースについて紹介しました。
看護学において科学的根拠に基づく実践(Evidence Based Practice:以下EBP)は、質のよい最善の看護を提供する上で必須とされていますが、臨床の場でEBPはどのくらい実践されているでしょうか?
大手前大学国際看護研究所にある大手前大学インプレメンテーションセンターは、オーストラリアのアデレード大学に本部を置くJBIの日本支部として、EBPの活用と普及に努めています。その活動の1つとして、臨床看護師を対象に実施しているEITPセミナーがあります。このセミナーでは、参加してくださった臨床看護師の所属機関における業務改善の計画書の作成、22週間の業務改善プロジェクトの実装、レポートの作成を通して、科学的根拠に基づく課題解決の取り組みを支援しています。
2025年4月までに9名がこのセミナーを受講し、うち4名がプロジェクトを終了し、5名は現在進行中です。プロジェクト実装を通して改めてEBPの重要性も確認されました。
今回、プロジェクトを終了された臨床看護師2名とともにこの取り組みを紹介しました。当日は、約39名の参加があり質問や「参加を検討したい」という声もいただきました。今後も、臨床看護師の皆様へのEBPの紹介とセミナー実施を通して、EBPの普及に貢献していきたいと思います。次回は、日本看護科学学会での紹介を予定しています。
(配信元:国際看護研究所)

