
ニュース・プレスリリース
【NSTサークル活動】学内イベント『専門看護師と考える急性・重症患者の栄養管理』を開催!
2025.10.01
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本学にて6月より活動を開始したNSTサークル(※NST=栄養サポートチーム)が、9月25日、第2回目となる学内イベント『専門看護師と考える急性・重症患者の栄養管理』を企画・開催しました。
今回は、関西医科大学附属病院 看護副部長であり、集中ケア認定看護師/急性・重症患者看護専門看護師の安藤有子様を講師としてお招きしました。安藤様は、ICUをはじめとする重症患者の看護に長年従事され、現在は臨床現場と教育現場の双方で、質の高いケアと人材育成に尽力されています。
実践に基づく貴重な講義と多職種連携を体感する事例検討
イベントは二部構成で行われました。
第一部では、安藤様より「急性・重症患者のケアにおける栄養管理の重要性」について、豊富な実践経験に基づいたお話をいただきました。普段の講義ではなかなか聞くことのできない、現場ならではの視点や、看護職としてのやりがいについても語っていただき、参加学生にとって深い学びとなりました。
第二部では、NSTサークルのメンバーとイベント参加学生がチームとなり、実際の事例をもとにグループディスカッションを行いました。看護、栄養、歯科衛生のそれぞれの専門性を活かし、学部・学科を越えて意見を出し合いながら、患者にとって最適な栄養療法やその注意点について考察しました。まさに「多職種連携」の実践を体感できる貴重な機会となりました。
サークル代表:健康栄養学部3年生 藤原明音さんの振り返り
「安藤さんのお話を通して、急性・重症患者への栄養ケアにおける具体的なポイントや考え方を学び、栄養管理の重要性を改めて実感しました。事例検討では、学部・学科の壁を超えて活発に意見を交換しながら、多角的な視点で栄養療法について考えることができ、大変有意義な時間でした。この経験は、今後の学生生活やサークル活動はもちろん、将来の臨床現場でも生かしていきたいと思います。」
今回のイベントを通じて、学生たちは多職種連携の重要性を実践的に学ぶことができ、将来の専門職としての意識をさらに高める機会となりました。このような貴重な学びの機会を与えてくださった安藤様に心より感謝申し上げます。
今後もNSTサークルでは、学部・学科の垣根を超え、臨床現場で求められる知識と連携の力を高める活動を継続していく予定です。
(配信元:大阪C学生課)





