
ニュース・プレスリリース
総合演習Ⅲ「臨床栄養管理の実際」~大阪ろうさい病院 栄養管理部 栄養管理室長をお迎えして~
2025.10.07
お知らせ
- 健康栄養学部
健康栄養学部 3 年生は「総合演習III」授業において、来年 1 月から始まる管理栄養士課程最終の臨地校外実習Ⅲ(臨床栄養学)の準備を進めています。
9月26日(金)4限目に、昨年に続き、実習先でもある大阪府堺市にある独立行政法人労働者健康安全機構 大阪ろうさい病院の栄養管理室長 西條 豪先生に、時代のニーズに合わせた病院管理栄養士の業務の変遷と未来への期待について講話をしていただきました。
病院管理栄養士の業務内容の変遷をRD1.0~5.0の段階に分け、この中で管理栄養士が関わる診療報酬の種類とその数が給食管理から病棟での栄養管理を評価するものへと変化・拡大していること、これにより現在は、管理栄養士がNST(栄養サポートチーム)での活動だけでなく、栄養管理業務のために病棟に配置され、各病棟でその能力を発揮することを評価する診療報酬が増えていることを紹介してくださいました。
このようなことから、病院管理栄養士には栄養管理業務の遂行能力を培っていくための自己研鑽と教育体制が必要であること、また、医療職として独り立ちしていくための実力が求められていることを教えてくださいました。管理栄養士の今後の活躍に期待を感じる、また、学生たちにとって大いに刺激を受けるご講演でした。
臨地校外実習Ⅲ(臨床栄養学)、ひいては就職活動を控えた学生各々が自身の進路や資格取得を意識する上で、貴重な時間となりました。
(配信元:健康栄養学部)
