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ニュース・プレスリリース

管理栄養士をめざす学生たちの実習授業を紹介!「栄養教育論実習Ⅰ」

2025.12.16

その他
  • 健康栄養学部
学生は小学生になりきってクイズに参加し、他のグループの発表を楽しみながら聞いています。
学生は小学生になりきってクイズに参加し、他のグループの発表を楽しみながら聞いています。
学生は小学生になりきってクイズに参加し、他のグループの発表を楽しみながら聞いています。
「赤・黄・緑」の3色食品群を使用して、朝食に必要な栄養素のバランスを学んでいます。
学生は小学生になりきってクイズに参加し、他のグループの発表を楽しみながら聞いています。
対象学年に合わせた教材を作成し、イラストなどを取り入れて楽しく学べる工夫を考えます。
12月となり、秋学期の実験・実習もいよいよ最終授業を迎えました。今回は、健康栄養学部2年生による『栄養教育論実習Ⅰ』をご紹介します。

この授業では、小学3・4年生15~20人を対象とした約15分間の食育講座を想定し、学生は4、5人のグループで「朝食」「野菜」「菓子・飲料」のいずれかをテーマに企画・立案を行いました。準備は数週間にわたり進められ、食育を通して子どもたちに伝えたい「ねらい」を設定し、計画を立て、授業最終日に成果を発表しました。

学生たちは、積極的に意見を出し合い、教育方法や教材の工夫について話し合いました。発表前のリハーサルでは、教員からの指摘を踏まえて改善する姿も見られ、よりよい講座づくりに取り組む様子が印象的でした。

発表では、クイズやゲームを取り入れ、子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫を凝らした内容が展開されました。対象者に合わせた教材づくりや、わかりやすい伝え方を考えることで、コミュニケーション能力や指導スキルを身につけました。

学生からは、次のような感想が寄せられました。

・「グループで協力して、アイデアを出し合って取り組むことができた。」

・「小学3・4年生でも理解できる言葉選びや、飽きずに聞いてもらえる工夫を考えることに苦戦した。」

「栄養教育論実習Ⅰ」では、管理栄養士が個人や集団に栄養教育を行う際に必要な、望ましい食習慣へ導くための工夫や働きかけ、そして効果的な教材の作成など、プログラムの立案や実践力を学びました。将来の現場で活かせる能力を育むことをめざしています。

(配信元:食品栄養研究室)