【健康栄養学部】卒業研究発表会を実施

12月18日、大阪大手前キャンパスにて「2025年度健康栄養学部 卒業研究発表会」を開催。「卒業研究」を履修する4年生8グループが登壇し、これまでの研究成果を発表しました。この発表会は、聴講する3年生にとっては、来年の卒業研究について考える重要な機会となるものです。

李 明鎭 学部長から、卒業研究発表会の意義、そして3年生へ向けての開催挨拶に始まり、発表会では個人またはグループによる12分の発表と2分の質疑応答の時間が設けられ、教員や3年生からの問いかけに対し真摯に回答する発表者の姿はまさに四年間の集大成を体現していました。

研究テーマは、1型糖尿病教育キャンプ中の夜間低血糖への影響、鶏卵アレルゲンの拡散経路、食物アレルギーに対応したレシピの開発、食材としての昆虫の可能性、ジュニアアスリートの栄養摂取状況調査など多岐にわたり、質疑応答では研究に関する質問はもちろん、3年生に向けてのアドバイスもありました。

4年生はこれから、2026年3月に実施される管理栄養士国家試験に向けて最後の追い込みをかけます。本学での4年間の学びがよい結果に繋がることを期待したいと思います。

【発表演題】
１． １型糖尿病教育キャンプ中の脂質が異なる夜食の摂取後から翌朝食前までの血糖変化 ―夜間低血糖への影響―
２．鶏卵アレルゲンの拡散経路
３．食物アレルギーに対応したみんなで楽しめるレシピの開発
４．クックチルシステムの調理条件に伴う緑黄色野菜の抗酸化性の評価と給食管理への活用
５．米粉パンのたんぱく質強化と嗜好性について
６．紅茶の健康影響についての認識と飲用習慣との関連性
７．食材としての昆虫の可能性〜受容性と調理法の検討〜
８．ジュニアアスリートの栄養摂取状況調査研究〜カルシウムとケガの関連性〜および〜カフェイン摂取とそのパフォーマンスに及ぼす影響〜

（配信元：学園広報）