ニュース・プレスリリース
【NSTクラブ】西宮協立脳神経外科病院のNSTラウンド・ESTカンファレンス見学
2026.03.03
- お知らせ
- 学生生活
- 健康栄養学部
- 国際看護学部
2月5日、大手前大学NST(栄養サポートチーム)クラブの活動の一環として、西宮協立脳神経外科病院にて NSTラウンド および EST(Eating support team:摂食嚥下支援チーム)カンファレンス の見学をさせていただきました。
当日は、実際の臨床現場で行われている多職種連携による栄養管理の取り組みを間近で学ぶ貴重な機会となりました。現場では、嚥下機能の低下や意識障害、廃用症候群などにより栄養状態の改善が必要な患者様について、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・歯科医師など、多職種の専門職がそれぞれの立場から意見を出し合い、活発な議論が行われていました。
患者様の背景や状態、CT画像や血液データなどの客観的情報をもとに、「なぜこの栄養管理方法が提案されるのか」を一つひとつていねいに説明いただき、学生たちは真剣な表情で見学に臨んでいました。
単に“今の栄養状態”を見るのではなく、入院前の生活状況やADL(日常生活動作)、今後の回復の見込み、退院後の生活環境や支援体制までを見据えながら、「どのようなゴールを設定し、いつ評価を行うのか」を考える姿勢が印象的でした。さらに、治療方針の土台として患者様やご家族の意思をどのように反映していくかについても重視されており、栄養管理が「身体」だけでなく「人生」を支える医療であることを実感できる場面が多くありました。
■顧問教員のコメント
引率した顧問教員(国際看護学部:土谷僚太郎講師)は、今回の見学について次のように述べています。
「NSTは最終決定の場ではなく、患者様にとって最善の提案を多職種で考える場であり、決定するのはあくまで主治医です。だからこそ、提案がより効果的で信頼あるものとなるよう、各専門職が知識と技術を高め続けることの大切さを強く感じました。また、学生からの栄養管理に関する質問だけでなく、将来の進路や就職に関する質問にも真摯にお答えいただき、心より感謝を申し上げます。」
■参加学生の声
見学に参加した国際看護学部3年生の林陽葵さんは感想として、「実際のNSTカンファレンスを見学し、医師・看護師・管理栄養士など多職種が専門的視点から患者の栄養状態を評価し、今後の治療やケア方針を検討する過程を理解することができました。また、栄養評価は検査結果だけでなく、患者や家族の意向、退院後の生活も踏まえて総合的に判断されるものであることを学ぶことができ、授業では得がたい貴重な経験となりました」と述べていました。
今回このような貴重な学びの機会をご提供くださった西宮協立脳神経外科病院の関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
大手前大学NSTクラブでは、今後も現場での学びを大切にしながら、専門性とチーム医療への理解を深める活動を継続していきます。
(配信元:大阪大手前キャンパス 学生課)