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【建築&芸術学部】髙木舞人ゼミが姫路市家島で現地フィールドワークを実施
2026.06.08
- 建築&芸術学部
建築&芸術学部 建築コースの髙木舞人ゼミでは、2026年5月23日(土)・24日(日)の1泊2日で、姫路市家島・真浦地区において学外講義を実施しました。本見学は、斜面集落における暮らし、景観、空き地・空き家、家庭菜園などの現況を観察し、地域の空間特性と生活環境への理解を深めることを目的としたものです。
当日は、家島の暮らしや観光、体験プログラム等をつなぐ地域の案内役である「いえしまコンシェルジュ」の協力を得ながら、学生たちは島の歴史や暮らし、真浦地区のまちなみの特徴について理解を深めました。地域を外から眺めるだけではなく、現地で活動する方の視点に触れることで、家島の魅力と課題をより具体的に捉える機会となりました。
参加した学生13名は、班ごとに地区内を歩き、路地、階段、斜面地、空き地、空き家、家庭菜園、プランターなどを写真・地図・スケッチ・メモにより記録しました。特に、真浦地区に見られる斜面地の地形条件、建物と道の関係、暮らしの中で育まれてきた小さな空間利用、空き地や菜園の地域資源としての可能性に着目し、観察と考察を行いました。
今回のフィールドワークを通して、学生たちは、図面や資料だけでは把握しにくい集落空間のスケール感、地形と生活の結びつき、管理や防災の課題を体感的に学ぶことができました。今後は、現地で得た観察記録をもとに、空き地・空き家、家庭菜園、路地、階段などの身近な空間資源を読み解き、斜面集落の暮らし・景観・防災を支える小さな管理単位のあり方について検討を進めます。
学生たちが家島で目指すのは、大規模な開発や一方的な提案ではなく、島の日常に寄り添いながら、地域にすでにある資源や営みを見つめ直すことです。家庭菜園や空き地の活用、歩行環境の改善、景観の継承、地域の方々や来訪者が関わりやすい小さな場づくりなどを通して、家島らしい暮らしの価値を次世代へつなぐ提案を目指します。
<発信元:学園広報>