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【国際看護学部】タイ・チェンマイ大学病院で統合看護学実習を実施
2026.10.20
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9月28日~10月8日の2週間、タイのチェンマイ大学病院(Maharaj Nakorn Chiang Mai Hospital)において、国際看護学部4年生14名が国際看護学領域の統合看護学実習を行いました。
1週目は、タイの医療・看護や人々の生活様式、価値観への理解を深めるため、看護部による病院紹介を受けた後、病院内の施設見学をしました。また、学生一人ひとりが自己紹介とともに、本実習で学びたいことを英語で発表しました。その後、1日約7,000人の外来患者を受け入れる救急外来や、遠隔医療システムを見学しました。さらに、タイの文化や患者への接遇について学ぶとともに、緩和ケア、看護倫理、スピリチュアルケアに関する講義を受講しました。僧侶専用棟では、看護管理者からタイで推進されているスピリチュアルケアについて話を聞き、ハンドマッサージの演習なども行いました。
2週目は、学生がそれぞれ希望した病棟に分かれて実習を行いました。患者紹介を受け、病棟での申し送りやカンファレンスに参加するとともに、患者情報を収集し、看護計画の立案から実践、評価までの一連を行いました。
今回の実習では、2024年に本学の受入プログラムにも参加したことがあるチェンマイ大学病院の看護師がプリセプターとして学生の指導を担当。これまでの交流が今回の学生指導へとつながり、継続的な国際交流の成果を実感する貴重な機会となりました。
学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に2週間の実習を終えることができました。
実習参加者からの感想を一部ご紹介します。
・今回、海外で実際に患者を受け持つ機会を得て、疾患や身体状況だけでなく、文化や信仰、価値観、生活背景を踏まえたスピリチュアルケアについても理解を深めることができた。また、日本とは異なる視点から、患者一人ひとりの個別性に応じた看護を学ぶことができた。さらに、第一言語ではない英語で医療や看護を学べたことは、将来海外での活動に興味がある私にとってとても貴重な経験となった。
(4年生 吉ノ谷さん)
・今回の統合看護学実習で学んだことは主に2点ある。1点目は文化と医療の結びつきだ。日本では見られない宗教での祈りや僧侶への関わり、家族間の強い結びつきが現場で感じられた。単に治療だけでなく、精神的な支えが特に色濃くタイではあると感じた。
2点目は病棟看護師との交流だ。とても温かく迎えてくださり、かつ英語でのコミュニケーションやタイ人の患者と関わる上で大切なことなどを教育していただいた。
また看護師同士の仲や患者との距離の近さも印象的であり、安全で安心な看護を行うための信頼関係を他者と築いているところが学びとなった。今回学んだことを今後の自分の看護観に活かしていきたい。
(4年生 嶋瀬さん)
・産科実習では、さまざまな方法の分娩やNSTのモニタリングを見学し、日本とタイの産科医療の違いを学びました。特に、日本では経験できなかった分娩を4回も見学できたことは貴重な経験になりました。また、基礎的な看護の方法は共通していても、文化や価値観、生活習慣の違いが妊娠・出産・育児に大きな影響を与えることを実感しました。今後は、外国人妊産婦の文化や習慣、価値観を理解し、一人ひとりに合った支援を行いたいです。また、相手の国の考え方を理解した上で、日本の医療制度や習慣についても分かりやすく伝え、互いに理解を深めていくことが大切だと学びました。
(R23041 高濱さん)
(配信元:国際看護学部)