人の心のあり方は、
ネットによって
どう変わるのか。
興味は深まるばかりです。

現代社会学部 ⼼理学専攻 4年生 
藤坂 美来さん

高知県立高知西高等学校 出身

私が影響を受けた授業の一つが「社会心理学」。私たちが属する社会集団において、無意識のうちに生じる偏見や集団圧力について学びました。一方「情報倫理」の授業で知ったのは、ネット空間に掲示板やSNSといった「もう一つ別の社会」が生まれていること。これらの学びから、若者のSNS上での問題行動について考えてみました。その原因は、SNSという「社会」集団からの視線にさらされた結果、「他人からよく見られたい」という自己愛を無意識のうちに強めすぎてしまったせいではないか。そこで卒業論文では、自己愛とSNSとの関連について調べました。結果、他人の評価に過敏である人ほどSNSでの評価を自己評価に直結させ、その評価を高めるためにSNSに没頭する傾向があるとわかりました。これはときに、引きこもりや精神障害などにもつながる深刻な問題です。今後は大学院に進み、学んだ知識を活かしながら、自己愛について研究を発展させていきたいと考えています。

藤坂さんの学びスタイルは、
主専攻+副専攻モデル

心理学専攻 + 情報・コンピュータ専攻

研究に役立った専門科目

社会心理学
(現:社会・集団・家族心理学)

対人行動に焦点を当て、社会生活のさまざまな場面で生じる人間関係の変化を学びます。

研究に役立った専門科目

情報倫理

インターネット空間における情報の正しい取り扱い方について、幅広く学びます。

現代社会学部

第一線で活躍してきた
教員陣が
ビジネススキルを
惜しみなく伝授!

現代社会の中で、私たちはどのように暮らし、働き、生きていくのでしょうか。そのことを考え、学ぶ場が、大手前大学の現代社会学部です。現代社会の諸問題を発見・理解するために、本学の教育の伝統でもあるリベラルアーツ教育を基本として、「企業経営」、「観光ビジネス」、「情報・コンピュータ」、「心理学」の4つのフィールドから幅広い知識や能力を身につけます。それぞれの分野で社会の課題を見つけて解決へとつながる提案を練り上げていく実践的な学びや体験は、社会人となって直面するさまざまな困難を乗り越えていく上で大きな糧となるはずです。

取得できる資格

  • 司書〈国家資格〉
  • 認定心理士

受験資格が得られる資格

  • 公認心理師〈国家資格〉
  • ※公認心理師の受験資格を得るためには、在学中に公認心理師受験に必要な科目を修得して卒業した後、大学院で必要な科目を履修し修了するか、認定を受けた機関における一定期間の実務経験が必要です。

目標とする資格

  • ITパスポート〈国家資格〉
  • MOS
    (Microsoft Office Specialist)
  • 基本情報技術者〈国家資格〉
  • 産業カウンセラー
  • 旅行業務取扱管理者
    (国内・総合)〈国家資格〉
  • 旅程管理主任者
    (添乗員・ツアーコンダクター)
    (国内・総合)
  • 世界遺産検定 2級・3級
  • 全国通訳案内士〈国家資格〉
  • 観光英語検定
  • TOEFL®テスト
  • TOEIC®Listening &
    Reading Test
  • 色彩検定®
  • カラーコーディネーター®

受験資格が得られる資格

  • 公認心理師〈国家資格〉
  • ※公認心理師の受験資格を得るためには、在学中に公認心理師受験に必要な科目を修得して卒業した後、大学院で必要な科目を履修し修了するか、認定を受けた機関における一定期間の実務経験が必要です。

経営コース

企業経営専攻

ビジネス現場で求められる
知識や視点、
考え方を網羅的にマスター。

組織論からマーケティング、広告・宣伝、簿記・会計まで。企業経営にまつわる知識をトータルに学び、ビジネスの“プロ”として活躍できるスキルを磨きます。さらに、正解のない問題にトライし、学生同士で発表・討論をしながら成長へとつなげる「問題解決型」の授業を取り入れているのがポイント。成果を得られるまでのハードルが高い分、やりとげた時の充実感もひとしおです。よりよい社会をつくるには、優れた経営ビジョンを持ってモノやサービスを提供していくことが不可欠。本専攻での学びは就職活動に有利なだけでなく、よりよい社会の実現にきっと大きな力となります。

専攻の学びのポイント

  1. 企業経営の基本から応用まで、
    総合知識をコンパクトに集約。

    組織論、マーケティング、広告・宣伝、簿記・会計など、企業経営に関する知識を体系的かつ総合的に学びます。業界・職種を問わず活用でき、ビジネスの現場で成果をあげる上で必要な知識を網羅することで、一人ひとりがその道で“プロ”として活躍するためのスキルを養います。

  2. ほぼすべての授業に演習メソッドを
    導入。即戦力としての能力を確立。

    受け身の勉強になりがちな講義形式ではなく、学生が能動的に学ぶことができる演習型授業を展開。学生自身が経営事例などについて調査・研究・発表を行うほか、グループディスカッションも積極的に取り入れ、問題解決能力をはじめとするビジネス実践能力の向上を図っています。

  3. さまざまな生き方・働き方を知り、
    将来のキャリア設計に役立てます。

    「働くことの意味とは?」「自分らしいキャリアとは?」など、将来を考える上で有意義な科目を設置。さまざまな生き方や働き方の実例を通して、社会人として身につけるべき基礎知識を修得しながら、自分自身を見つめ、将来の目標を設定し、その達成のために何をすべきかを考えます。

4年間のカリキュラムの流れ

  1. 1年生

    経営やキャリア形成の基本的な枠組みや文書作成、マナーなどビジネスに必要な基本を学びます。

  2. 2年生

    経営管理、事業計画、投資、組織運営などの理論を深め、ビジネスに必要な素養を身につけます。

  3. 3年生

    専門性の高い授業で実践的な分析力、提案力を養います。インターンシップや就職対策も受講できます。

  4. 4年生

    企業分析、事業提案、キャリアに関する社会問題などを題材に卒業研究としてまとめ、発表します。

学生インタビュー

企業経営専攻 4年生

川村 恭介さん

大阪府立芥川高等学校 出身

「今、自分に求められている役割」を
考える習慣が身につきました。

私が影響を受けた授業の一つに「経営組織」があります。この授業では、企業の具体事例を参考に、リーダーとメンバーがどのように生産活動に従事するべきかを学びました。なかでも印象的だったのは、各自がそれぞれの任務を遂行することの重要性。状況に応じてリーダーが的確に采配し、各メンバーが役割を理解した上で実行力を発揮できるかが、企業の発展・衰退を左右するという視点は、自身の役割や責任について考えるきっかけになりました。今では自分だけでなく、集団内の各メンバーの役割まで考えが至ることもしばしば。今後はその姿勢を活かして人事などの仕事に就き、一人ひとりが能力を最大限に発揮できる組織作りに貢献していきたいです。

ピックアップ講義

あの商品が、売れ続けるワケ ヒットの裏側に隠された、多彩な戦略を学ぶ。

「マーケティング」

私たちの周りには、喜びを与えてくれる商品やサービスが数多くあります。例えばスマートフォン。友だちとSNSでつながったり、さまざまなアプリを使ったりすることができます。人気のアトラクションや華やかなショーで感動を届けてくれるテーマパークもそうですね。このような商品やサービスの開発の裏には、緻密に練られた戦略があり、この戦略を企画し実行することがマーケティングなのです。本授業では商品企画や広告宣伝などについて、演習を交えて実践的に学ぶことにより、皆さんに社会で役立つマーケティングのスキルを身につけてもらいたいと思っています。何気なく目にする商品や広告の奥深さを感じられるなど、日々の新しい発見にもつながりますよ。

正岡 幹之 准教授

経営コース

観光ビジネス専攻

世界の変化と発展の
キーワード「観光」の
エキスパートを育てる。

世界的イベントが続々とひかえる日本で今、注目を集めているのが観光ビジネスの分野です。そこへ身を置く一番の魅力は、たくさんの笑顔と出会えること。満足のいくサービスを提供できた時には国籍や年齢など、あらゆる枠を超えて「ありがとう」の言葉をもらうことができます。そしてその喜びを味わうために大切なのがおもてなしの心。観光ホスピタリティを学ぶ授業ではニーズが異なる人たちとどう関わり、理解を深め、心を通わせていくか、その方法を探ります。簡単そうでいて、奥が深いおもてなしの心。身につけられた人には、きっと幅広い活躍の場所が待っています。

専攻の学びのポイント

  1. 「ホスピタリティ」とは何かを考え、
    その本質を見つめる。

    これからの観光ビジネスの重要なキーワードが「ホスピタリティ」。日本語に訳すと「おもてなし」です。国内はもちろん海外から来訪するお客さまをどのように迎えるのか?観光ビジネス専攻では、日本の観光産業を支えるホスピタリティの重要性や本質を理解した人材を育てます。

  2. 旅行業界で活かせる
    各種資格取得をバックアップ。

    旅行会社の業務を確実に遂行するための知識・技能を認める国家資格「旅行業務取扱管理者」、ツアーコンダクターに必要な知識を認める公的資格「旅程管理主任者」、一般的な会話から専門用語までを使いこなす能力を認める「観光英語検定」などの資格取得に向けた科目を開講しています。

  3. 観光立国政策に準拠した
    多彩な専門科目を設置。

    観光庁が推し進めるMICE の誘致・開催とインバウンド(訪日外国人)誘致などの政策・戦略を学ぶ授業を開講。各関係機関の連携・協力によって政策・プランを推進するための実践力を培います。※MICEとは企業などの会議〈Meeting〉、企業などの行う報奨・研修旅行〈Incentive Travel〉、国際機関・団体、学会などが行う国際会議〈Convention〉、展示会・見本市、イベント〈Exhibition/Event〉の頭文字からなる造語)

4年間のカリキュラムの流れ

  1. 1年生

    国内外の観光地の概要や交通機関、宿泊産業など観光ビジネスの基本を学びます。

  2. 2年生

    観光ビジネス全般について詳しく学びます。旅行業務取扱管理者試験の受験に向けた対策講義もあります。

  3. 3年生

    地域観光政策や、ホスピタリティビジネス戦略などの取り組みについて研究し、理解を深めます。

  4. 4年生

    論文の作成を行うとともに、自分が興味を持つテーマを抽出し、施策提言や将来構想などを発表します。

学生インタビュー

観光ビジネス専攻 3年生

上谷 颯輝さん

兵庫県立西宮高等学校 出身

非日常を味わえる旅の魅力を
多くの人に伝えられるチカラを。

私は高校の修学旅行をきっかけに観光業界に興味を持ち、大手前大学への入学を決めました。将来は観光ツアーのプランを作成して人々に旅の楽しさを届けたいと思い、総合旅行業務取扱管理者など4つの関連資格を取得しました。大手前大学の先生は5つ星ホテルで副総支配人を務めていた方や、世界中を飛び回っていたCAなどすばらしい経歴の持ち主ばかり。体験談の一つひとつがとても刺激になり、勉強への意欲が高まります。資格取得の勉強の際にも大変お世話になりました。日本人旅行者数は減少傾向と言われている今こそ、観光業を盛り上げられる存在になるべく、しっかりと勉強を続けていきたいです。

ピックアップ講義

日本を変える、「もう一つの目」 フィールドワークで、まちの新たな魅力を創造する。

「地域観光政策と概況」

観光とは、観光客が未知の世界を知り、楽しむだけでなく、そこに暮らす人々にもふだんは気づかない地元の魅力を再発見する機会を与えます。本授業では観光の視点から地域社会の課題や魅力を発見する力を養います。そのため学生たちは何度も学外に出かけてまちを観察します。そして生活の中では目につかなかった課題や、観光資源の原石を見つけ、その発見をもとに地域発展につながる施策を考えていきます。この授業は観光に関連する仕事に携わりたい人だけに役立つものではありません。課題を見つけ、解決へとつながる提案を練り上げる経験は、社会人としてさまざまな困難を乗り越えていく上での重要な糧となるでしょう。

海老 良平 准教授

情報・コンピュータコース

情報・コンピュータ専攻

エンジニアとして一線で
活躍できる、
確かなスキルを身につける。

本専攻では、Web制作やプログラミング、アプリ開発、そしてシステム設計といった実践的な課題に積極的に取り組むことで、IT業界・ゲーム業界で即戦力として活躍できる力をアップさせます。また、電子メールやWord・Excelといったビジネスの基礎スキルから学びをスタート。PowerPointを駆使したプレゼンテーション能力や、文系・理系の枠を超えて求められる「情報を活用する力」を育んでいきます。情報化がますます進むこれからの人生にも、就職にも役立つ実学がたっぷり詰まった専攻です。

専攻の学びのポイント

  1. 情報システム、ゲーム制作、人工知能から1つ以上を自由に選択。

    本専攻では、ITの中核技術である「情報システム」、日本のお家芸である「ゲーム制作」、世界中で大ブームとなっている「人工知能」の3つの分野に関する学びを提供。独自の柔軟なカリキュラム構成により、3つの分野のうち1つ、もしくは複数を自由に選択して学ぶことができます。

  2. ゲーム制作と人工知能の2つを
    同時に広く深く学修できます。

    本専攻では、「ゲーム制作」と「人工知能」を同時に、専門的に学ぶことが可能です。ゲームを制作できるスキルを身につけるため、プログラミングの基礎からていねいに指導。また人工知能に関して、その基本概念から最先端の技術まで、実践を通して幅広く学びます。

  3. 情報システム/国家試験の
    早期合格をめざします。

    早い段階でITの基礎知識・技術を学び、IT業界で働く人の登竜門的な国家試験である「基本情報技術者試験」の早期合格をめざします。その後、ネットワーク技術などに関する学びを深め、さらにシステム設計やアプリ開発などを通して、卒業後に即戦力として活躍できる人材を育成します。

4年間のカリキュラムの流れ

  1. 1年生

    IT入門や情報活用などの科目を通して、高度情報社会における基礎知識や情報活用の基礎力を修得します。

  2. 2年生

    情報の収集力や分析力、情報システム開発などの基礎力を修得。また、情報系の資格取得に取り組みます。

  3. 3年生

    ネットワークやデータベースの諸理論を学び、Webシステム開発やサイト構築などの実務応用力を修得します。

  4. 4年生

    最新テクノロジーの研究や活用、情報システム構築のための実践力など、発展的課題に取り組みます。

学生インタビュー

情報・コンピュータ専攻 3年生

陳 淑怡さん

上海第二工業大学附属龔路中学 出身

未来を変えるAI開発に携わるため、
「学んで、作って」の繰り返しです。

私は将来、AI開発に携わりたいと考えており、Pythonというプログラミング言語の基礎力を養うゼミに所属しています。ゼミでは実習を通してプログラミングスキルを身につけるのはもちろん、AI研究者の報告会に出席させていただく機会もあり、最新のプログラミング手法や研究結果を学ぶことができます。そのため、これまではぼんやりと「すごいな」と感じていたAI技術について、最近は「これはどうやって動かしているのか」「報告会で発表されていた手法を使っているのでは」と一歩進んで考えられるように。これからも勉強と実践を繰り返しながら、人々の暮らしをもっと便利で快適にしてくれるAIの可能性を追究していきたいです。

ピックアップ講義

AIは、どこへ行く? 人工知能の未来を担う知識と技術を修得。

「人工知能基礎論・人工知能応用論」

昨今、発展が目覚ましい技術。それが人工知能です。本授業では人工知能を学び、創り出す力をつけるために二段階で学習を進めます。基礎論では、研究に不可欠な数学知識や、深層学習の仕組みなどを網羅的に学習。次に応用論で、実際にプログラミングを行っていきます。人工知能は複雑なアルゴリズムに基づきますが、その基礎が揺らぐことはありません。授業で得た知識は、今後生まれるであろう製品やサービス、求められる技術を考察する上で重要なヒントになります。そのため学生の中でも特に、人工知能を活用している企業への就職や、大学院への進学をめざす人に履修していただき、人工知能研究者としての第一歩を踏み出してほしいと考えています。

奥村 紀之 講師

心理コース

心理学専攻

あらゆる思考・行動に関わる
「心」について、
深い洞察力を養う。

生き方や家族のあり方が自由な現代だからこそ、私たちは時に迷い、不安に立ちすくんでしまうことがあります。そして、そんな生きづらさを解決してくれるのが心理学。心を冷静に見つめ理解する方法を学ぶことで、「こんなものの見方もあったのか」と目の前の世界がパッと明るくなるような、心理学ならではのおもしろさを体感できます。そして、物事をどんなふうに捉えるかを考えることが習慣になることで、人と接する際の判断力や対応力もアップ。心の動きを深く理解する技術は卒業後の仕事も、人生も輝かせる力となってくれます。

専攻の学びのポイント

  1. 基礎から応用まで段階的に学び、
    自分と他人への理解を深めます。

    入門科目で基礎知識を修得した後、青年期の身体的・心理的発達を学ぶ青年心理学、教育的視点から心理学の応用をめざす教育心理学、社会における心理と行動を探る社会心理学などを専門的に学び、“こころ”に対する理解を少しずつ深めていきます。

  2. まずは興味のあるテーマを選択。
    実習を通して、知識を体得できます。

    自分とは何かを探る「自分探しの心理学」、ジブリ作品を題材に“深層心理”を解き明かす「映画で学ぶこころの世界」の2つの入門科目は、学部の枠を超えて数多くの学生が受講しています。また、実習の機会を数多く用意しており、授業で得た知識を体験的に身につけることができます。

  3. 国家資格「公認心理師」など
    専門資格に対応したカリキュラム。

    本専攻では、専門的な心理分析や相談、助言などを行う公認心理師資格に対応したカリキュラムを用意。また所定の単位を修得すれば、「認定心理士」の資格取得が可能です※。この資格は、一般企業では労務管理で力を発揮できる人材と判断されるため、選考において有利に働きます。※公認心理師の受験資格を得るためには、在学中に公認心理師受験に必要な科目を修得して卒業した後、大学院で必要な科目を履修し修了するか、認定を受けた機関における一定期間の実務経験が必要です。

4年間のカリキュラムの流れ

  1. 1年生

    心を知る上で、心理学はどのように関わっているのか。心理学という学問を複数のテーマを通して学びます。

  2. 2年生

    心理学の全般的な姿や考え方の基本を学び、犯罪心理学、臨床心理学など分野ごとに深く学修します。

  3. 3年生

    社会心理学や人間関係論などの各論を深め、卒業研究を見据えてより専門的な内容について学びを深めます。

  4. 4年生

    学びの集大成として、自分で選んだテーマについて心理学的観点から研究し、卒業論文にまとめます。

学生インタビュー

心理学専攻 4年生

相馬 楓夏さん

兵庫県立東灘高等学校 出身

相手の心を知ることは、気持ちに
寄り添いそのことばを聴くことから。

私はもともと臨床心理士という専門職に興味があり、本専攻を選びました。授業では、人の心にアプローチするさまざまな理論や手法について、グループワークなどの実践を通して体験的に修得。私はここで、「聴く力」の重要性を知りました。相手の発言を否定せず聴くことは、相手の考えや望みを正しく理解するための第一歩。心理学の世界では人の心を理論で体系づけることもありますが、本来、心は人によって異なるため、いかにまっすぐに一つの心に向き合えるかが大切なんです。私は今後、子ども向けの職業体験施設で働くので、培った傾聴力を活かして、子どもたち一人ひとりの興味や夢を引き出せるスタッフへと成長していきたいです。

ピックアップ講義

一番身近な不思議、ワタシを探す「旅」に出る 「自分」について、心理学の手法で理解。

「自分探しの心理学」

誰よりも知っていて、誰よりも理解できていないもの。それが「自分」です。本授業では、心理学の入門編として、皆さんも属する「青年期」の心理を学んでいきます。授業では、青年に特有の性格や行動について学び、その後に「心理尺度」という、実際の心理学研究で使用される手法を用いて自分の性格や行動の奥底を探るワークを実施。「今の自分」について客観的に分析することで、向き不向きを把握でき、将来の進路などを考えやすくなるでしょう。また社会生活では、相手の心に寄り添う姿勢も求められますが、本授業を通じて自分と他人の「心」双方にまで理解が及ぶようになります。良好な人間関係を築くためのヒントを与えてくれる心理学の学びを、一緒に深めていきましょう。

中島 由佳 准教授