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【国際看護学部】タイ・チェンマイ大学で国際看護学実習Ⅲを行いました

ニュース
2024年2月12日~2月16日の5日間、国際看護学部3年生10名が、タイのチェンマイ大学で国際看護学実習Ⅲを行いました。
学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受け、実習に関する事前学習も行い、しっかりと渡航準備をし、無事に5日間の実習を終えることができました。

【5日間の実習内容】
<1日目>
チェンマイ大学や看護学部の紹介、及び実習プログラム全体のオリエンテーションがあり、本学部の学生も英語による自己紹介と、学習目標を発表しました。そして午後はタイの看護教育や看護職の労働状況などの講義を受けました。
<2日目>
小児科看護や重篤患者を対象としたVRによるバーチャル教育の理論と実践を演習で学びました。また、チェンマイ大学病院の小児看護病棟では、現地の学生と一緒に先天性疾患をもつ重篤患者のベッドサイドケアを学びました。
<3日目>
午前中は、チェンマイでの地域医療システムと活動の実際について講義を受けました。午後からは、実際に長期リハビリが必要な認知症高齢者やその家族をサポートするコミュニティヘルスケセンターや母子ケアセンターを見学し、医療連携システムの実際を学びました。
<4日目>
タイの民間療法である温浴を用いたタイマッサージ等をマッサージ学校で体験しました。
<5日目>
チェンマイにある救急搬送を受け入れる総合病院を見学し、医療機関の多様性について理解を深めました。それぞれの学生が、5日間の実習を総括するプレゼンテーションを行い、医療や看護の中に多様な文化的背景や地域性、価値観が取り込まれていることや、それらを理解した看護が必要であること等が発表されました。

【実習参加者からの感想】
・今回の実習を通して、日本とタイの文化や歴史的背景に触れ、異なる部分が多く見られた。これから様々な文化に触れ、医療や看護に関しても違いを尊重し広い視点で捉えていく必要があると考えた。
(国際看護学部3年生 平川さん、福宮さん)

・今回の実習に参加し、タイと日本の医療制度の違いや文化の違いについてより深く学ぶことができた。宗教や文化の違いから考え方や捉え方が違うことで異なる点が生まれるということも体感した。また、異なる点ばかりではなく、共通している部分もたくさんあることも分かった。現地の学生との交流をとおして、コミュニケーションの方法は言語だけでなく、ジェスチャーや表情など全ての表現を通して会話できると学んだ。実習前よりも英語を聞き取る力が身についた。
(国際看護学部3年生 岩﨑さん、梅田さん、木村さん、渡邉さん)

・今回国際看護学実習Ⅲでは、タイのチェンマイ大学看護学部のプログラムに参加しました。実習では実際にチェンマイ大学の看護学部の教育や大学病院、個人病院、地域の施設などを見学することでタイでの看護体制や多様性について理解を深めることができました。また、放課後はチェンマイ大学の看護学生が現地のマーケットやレストランに毎日連れて行ってくれて、タイの文化や伝統に触れることができ、とても楽しい体験になりました。コップンカー!
(国際看護学部3年生 和泉さん、金畑さん、三野さん、杉田さん)

(配信元:国際看護学部)

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