大手前大学

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【史学研究所】「災害と復興の考古学」を共同主催しました

イベント
3月5日(土)・6日(日)の2日間、さくら夙川キャンパスで、第64回埋蔵文化財研究集会「災害と復興の考古学」を共同で主催しました。

埋蔵文化財研究会は、日本全国の自治体や研究機関等に属する、考古学や文化財の研究者による研究会です。

大手前大学は、史学研究所を拠点に、考古学・文化財の多くの研究蓄積があります。また、1995年1月の阪神・淡路大震災で被災しましたが、地域とともに復興を成し遂げ、本年、大手前学園創立70周年を迎えました。

このような経緯で、今回の共同主催となったのです。

阪神・淡路大震災から20年余りが過ぎ、東日本大震災から5年を迎えた本年、「災害・復興の痕跡をどのように認識するのか?」というテーマで、研究集会がおこなわれました。

様々な研究分野から、地震・津波・洪水・火山噴火などを対象とした、10本の事例報告がありました。そして最後に、「遺跡調査現場への提言・遺跡調査現場からの発信」がおこなわれました。

参加者は延べ50名余りで、多くの研究者から、「充実した内容だった」「今後の発掘調査に生かしたい」との感想がありました。
研究集会の模様は、NHKの「おはよう関西」「奈良放送局リポート」でも一部紹介されております。ぜひご覧ください。

 
研究集会の様子
研究集会の様子
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