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【地域貢献】兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会を開催

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ヘリテージマネージャーの養成講習会
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講義する玉田浩之准教授
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講義する足立裕司神戸大学名誉教授
地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、活用し、まちづくりに活かす能力を持つ「ヘリテージマネージャー(歴史文化遺産活用推進員)」の養成講習会が15日、大手前大学さくら夙川キャンパスで開かれ、本学メディア・芸術学部の玉田浩之准教授(建築・インテリア専攻)が講義しました。

震災を経験した兵庫県では、歴史文化遺産を活用できる人材の養成を目的として、2011年度より、全国に先駆けて、「ヘリテージマネージャー養成講習会」を開講しています。

15日の講習会は、今年度2回目の開催で、玉田准教授が講師を務め、「近現代建築概論」と題して、建築保存の理念がどのように形成されてきたかについて講義しました。

玉田准教授は、西洋の石造文化を背景とする中で理念が形成されてきたことから、直接的に近現代建築に適用できない面があることを強調。「保存理念の解釈をし直し、20世紀建築の保存に向けて、さらに理念を深めなければならない」と理解を求めていました。

このほか、神戸大学名誉教授の足立裕司先生は「修復概論」を講義し、兵庫県の保存活用の事例などを通じ、修理・修復の理念と活用のための手法を話していました。

大手前大学は、引き続き地域に貢献できる人材の養成に努めて参ります。

ヘリテージマネージャーについては、ひょうごヘリテージ機構(H2O)のホームページをご覧ください。
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