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【社会連携】京丹後市内でサマートレーニングキャンプ実施!

地域・社会
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大手前大学・短期大学は、このほど京丹後市内で「サマートレーニングキャンプ」を実施しました。参加した学生たち約20名は、フィールドワークや伝統産業などの見学を通じ、地方が持つ強みや文化に理解を深めました。

キャンプは、同市と本学が4月に締結した「連携協力に関する協定書」に基づき、初めて開催しました。「現場には必ず問いの答えがある」をテーマに、見て、知って、触って、体験することを通じた「気づき」を得ることが狙いです。

キャンプには、メディア・芸術学部の谷村要准教授(メディアコミュニケーション専攻)や玉田浩之准教授(建築・インテリア専攻)、現代社会学部の本田直也准教授(情報・コンピュータ専攻)のゼミ生に加え、社会連携委員長を務めている現代社会学部の山下真知子教授(ファッションビジネス専攻)や大手前短期大学の教員らも参加しました。

キャンプ初日、地元の名産品を取り揃える「アミティ丹後」(同市網野町)での夕食メニューの選定を通じて、学生たちは地元特産食材を学習したほか、同市が誇る「丹後ちりめん」の織元、田勇機業株式会社(同市網野町)を訪問しました。学生たちは、同社の田茂井勇人代表取締役社長より丹後ちりめんの歴史や現状、生地の特徴などについての説明を受け、伝統産業が持つ強みについて耳を傾け、メモをとっていました。

2日目、参加学生は、同市網野町・久美浜町の4つの地点ごとのチームに分かれ、午前にフィールドワークを実施しました。調査の実施にあたっては、「京丹後の強味と弱味を知る」「方言を知る」など5つのタスクを設定。午後は、京丹後市夢まち創り大学(同市網野町、旧郷小学校)の教室で調査の内容をまとめ、チームごとに約10分間のプレゼンテーションを実施しました。学生たちは、地域を直接訪れることで得られた「気づき」をさまざまな視点から発表していました。

なお、今回のキャンプには、大手前ドローン研究会メンバーの教員や学生も同行し、同市久美浜町蒲井浜で本学が保有している小型無人機「ドローン」を初めて飛行させ、京丹後が誇る美しい海岸のテスト撮影を実施しました。

本学と京丹後市は、引き続き連携を深めます。学生や教職員のさらなる参加を呼び掛けるほか、今回のようなキャンプを随時開催し、ゼミを通じた地域起こしやプログラミング技術を得意とする学生たちの活動などを計画しています。


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