大手前大学メディア・芸術学部の映像・アニメーションを専攻する学生たちは23 日、「仁川学院クリスマスの夕べ」（学校法人仁川学院主催）で「プロジェクションマッピング 2017」を実施しました。同校のコルベ講堂をキャンバスに、サンタクロースや地域の風景などが映し出され、寒空の下に集まった地域住民たちを楽しませました。

プロジェクションマッピング(以下PM)は高大連携の一環として開催しました。浜津守教授（映像・アニメーション）、今西啓介准教授（同）、和田淳准教授（同）のゼミ生16人が4チームに分かれて、半年間に渡り企画・制作したPM を上映し、16日にも開催しています。

4作品約20分の内容は、３D技術を応用したり、手書きの絵を投影したりするなど様々。シーズンに合わせてサンタクロースが登場するアニメや阪急電車、競走馬が爽快に走り抜ける姿など地域にちなんだ映像に仕上げた作品も上映されていました。

学生たちは、この日のために授業外でも集まって企画・制作し、寝る間を惜しんで編集作業に追われ作品を完成させました。放映の始まった18時以降はぐっと気温が冷え込んでいましたが、訪れた人々に心温まる作品を届けていました。