大手前大学

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カンヌ上映決定監督らが特別講座

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北口裕介さん
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佐渡山順久さん
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「BABY IN THE DARK」を鑑賞する学生たち
大手前大学さくら夙川キャンパスでは、このほど、国内外で活躍しているショートフィルム制作チームをゲストスピーカーとして招き、映像制作特別講座を実施しました。特別講座では、映画制作の楽しさや厳しさ、制作経験に基づく映像制作と関連業界の話を映像・アニメーションを中心に学んでいる学生たちに披露し、カンヌ映画祭で上映の決まった作品を鑑賞し、監督の解説を受けました。

特別講座は随時開催しており、今回は、映像制作チーム「DUDE Y!」の監督・脚本・編集の北口裕介さんと芸能プロダクション代表の佐渡山順久さんが講師を務めました。

北口さんは、俳優として活動を続けながら、2016 年に「DUDE Y!」を立ち上げ、ショートムービーやWEB 動画の制作を手掛けています。2017年に制作した「BABY IN THE DARK」は、3月にパリで開催された映画祭「Filmapalooza2018」で見事に15のベストフィルムの一つに選ばれ、2018年5月にフランスのコート・ダジュールで開催される「カンヌ国際映画祭」で上映されることが決まっています。

佐渡山さんは、ご自身でも俳優活動をされる傍ら、芸能プロダクション「Attitude」代表として、後進の指導にも尽力されています。大手前大学とゆかりがあり、2012、2013、2015 年に上演された震災復興ミュージカル「あの空をこえて」の演出を担当していただいております。

講義では、お二人の役者、監督・脚本・演出業などの苦労した話を中心に振り返ったほか、48時間以内で脚本、撮影、編集と、映画製作の全過程を行い、1本の短編映画を完成させる「48hour film project」大阪大会のエピソードを披露しました。

カンヌ行きの決まった「BABY IN THE DARK」は、この大会で制作した7分弱のショートフィルム。不妊に悩む夫婦が、乳児遺棄事件のニュースを見て、河川敷に赤ん坊を探しにいくストーリーです。午後7時のキックオフ以降、脚本を執筆し、撮影が終了したのは翌日の午後10時。意識がもうろうとする中、編集作業を進め、同作を大会に提出したといい、学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。

北口さん、「BABY IN THE DARK」のカンヌ上映決定、本当におめでとうございます!佐渡山さん、貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました!
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