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【建築&芸術学部】和田准教授のアニメーション「半島の鳥」がベルリン国際映画祭にて特別表彰!

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©︎ Miyu Productions/New Deer/Atsusih Wada 2022
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和田 淳 准教授
建築&芸術学部 映像・アニメーション専攻の和田 淳 准教授の新作アニメーション「半島の鳥」が「ベルリン国際映画祭短編部門」にてノミネートされ特別表彰(スペシャルメンション)を受けました。

ベルリン国際映画祭は、毎年2月に開催され、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭とともに世界三大映画祭の一つに数えられる今回で72回目を迎える歴史のある映画祭です。
短編部門特別表彰とは、金熊賞と銀熊賞とは別に審査員として特別に言及しておきたい作品があるときに表彰されるものです。

ノミネート後、2月10日から映画祭が始まり現地で上映ののち、2月16日に授賞式が行われ「半島の鳥」が特別表彰を受けました。
なお、和田 准教授は2012年に「グレートラビット」という作品で同映画祭の銀熊賞を受賞しています。

■作品について(和田 淳 准教授コメント)

新作短編の「半島の鳥」は構想自体は10年以上前からあり、おおよその骨格はそのときにできていたのですが、そこから寝かせに寝かせてようやく少し前に制作に取りかかり、1年以上かけて完成させました。

これまで、作品内でみんなで輪になって踊ったり、変な動きをするというような儀式的モチーフは何度も出てきているのですが、儀式そのものをちゃんと考えたことがなかったので、今回は子供が大人になるための通過儀礼という設定にして儀式とは何かをテーマにつくりました。

■特別表彰について(和田 淳 准教授コメント)

日本時間の夜中の3時から授賞式があり、そこで発表されるまでまったく知らされていなかったため、ただただ表彰を受け驚きました。
金熊などの賞をもらえれば一番良かったのですが、こうやって誰かしらに自分の作品が評価されたことは間違いないため、そこは単純に嬉しいですし、光栄に思います。

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和田 准教授は、「間」や「気持ちのいい動き」を大きなテーマとし、主に手描きによる短編アニメーションを制作し第一線で活躍しながら本学にて「描画アニメーション制作」「アニメーション演習」などを担当し、学生へ指導を行っています。

 

(発信元:学園広報)

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