大手前大学

最新情報

【国際看護学部】大阪赤十字病院・院内災害訓練に参加

地域・社会
国際看護学部4年生全員が、10月4日に実施された「令和4年度 大阪赤十字病院 院内災害訓練」に参加。コロナ禍の影響で約3年ぶりの実施となった今回、大阪府警察、大阪市消防局、陸上自衛隊や近隣の医療機関などを含む全68機関が参加。本学の学生たちは被災患者の設定で、それぞれ与えられた役割(傷病状況)を演じ、災害発生時の救助や医療現場の状況を模擬体験しました。

13時に上町断層直下型地震が発生したという想定で、大阪赤十字病院に隣接する看護専門学校を被災地に設定。当日の午後より病院業務を停止し、できるだけ現実に近い状態で大阪赤十字病院全職員による被災者受け入れ訓練として実施されました。

学生が担当した模擬患者はそれぞれに状況が細かく設定されており、午前中には傷病にあった特殊メイクを施し本番に臨みました。模擬被災者の真剣度が訓練の質を左右するとあって、実際に被災した時と同じような行動が求められるなか、学生たちは設定された傷病に合った演技を行いました。救出救助側(大阪市消防、大阪府警)には、どこにどんな傷病者が何人いるかの情報を事前に伝えていないため、訓練とはいえ非常に臨場感があり、現場は緊迫した雰囲気に包まれていました。

今回の訓練は学生たちにとって、模擬患者役として災害時に被災者が実際にどうなるのか、病院でどのような扱いを受けるのかを体験する貴重な機会となりました。卒業後、医療スタッフの一員として自身の災害対応に活かしてくれると期待しています。

(配信元:学園広報)

IMG_8422
IMG_8429
IMG_8503
IMG_8655_02
★IMG_8532_02
★IMG_8580
ページトップへ