10月30日～11月1日、オーストラリアのアデレードで開催されたInternational Learning Collaborative（ILC）が主催する「2023 Leadership Program」に、本学国際看護学部准教授の和田由里先生が参加しました。オーストラリアやニュージーランド、アメリカ、スウェーデン、そして日本からと多くの看護職者や教育・研究関係者が参加していました。
プログラムでは、ILCがフォーカスしている看護の基本的ケア（Fundamental of Care）の重要性と今後の発展について、複数のグループに分かれて活発な意見交換が行われました。グループワークでは、病院や施設、コミュニティにおける基本的ケアの効果的な活用方法や環境作りなど、更なる発展を目的とした具体的な戦略について検討しました。また、新人看護師への現場教育の在り方や、看護教育の現状についても様々な意見交換を行うことができ、とても有意義な時間となりました。海外の多くの看護職者や教育・研究関係者たちの看護への熱い思いに触れると共に、発展的な看護研究活動を目の当たりにした3日間の研修でした。

（配信元：国際看護学部）