経営学部1年生の「実践演習（マーケティングⅠ）」では、株式会社コクミン、株式会社サクラクレパス、株式会社ワコールから事前に提示されたテーマに沿って、製品・サービスなどを提案する演習を行っています。

この度1月20日(土)に各企業より審査にお越しいただき、発表会を行いました。

学生らは各企業4チーム、合計12チームに分かれ、予選会で選ばれた各企業2チーム、計6チームが最終発表を実施。
各チームはそれぞれ前例にとらわれない視点で提示されたテーマを掘り下げ、検討を重ねながら提案内容を固め、若者らしい個性あふれる発表となりました。

発表では提案内容に至る経緯や根拠となる調査結果を示し、提案する製品やサービスの紹介には動画を活用し、質疑応答に臨みました。

表彰式では上位賞の他、殊勲賞・敢闘賞が発表され、惜しくも予選会で選ばれなかったチームから、特に努力した個人に努力賞が贈られました。

【上位表彰チーム】

優勝：サクラクレパスDチーム
準優勝：サクラクレパスBチーム
3位：ワコールAチーム

各審査員より講評内容をご紹介します。

【株式会社コクミン 取締役 東尾 里江 様】
今回、一番難しかったのは製品やサービスのアイデアではなく、「誰のために、どんな役に立ちたいのか」を決めることだったのでは。
お客様のお悩みを掴めるとぐっと良い提案ができる。

【株式会社サクラクレパス 営業本部マーケティング部部長　田部 浩利 様】
一番大事なことはお客様にどんな困りごとがありそれをどう解決できるかという部分。
自分とは異なる層のターゲットとなる方々がどのような日々を送っているのかを考えるとより知見を広げることができる。

【株式会社ワコール マーケティング本部 イノベーション戦略室 金子 真結希 様】
提案した後、その案はターゲットとなったお客様の悩みを解消できたかを考えることが大事。
お客様側になってニーズに応えられていたかどうか、本質というものを問いかけることを大切にしてほしい。

最後に、来賓の各企業の方々および、福井 要 理事長、平野 光俊 学長と学生全員で写真撮影を行いました。
学生らはこの経験を活かし、経営学部での学びをさらに深めていくことを期待します。

（配信元：学園広報）