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「学部をこえた学び」で広げた知識と視野は、私の財産。後輩の学びをサポートすべく日々奮闘しています。

田中 具宙

垣根のない履修システムで、学びの楽しさを知った大学時代

もともとマスメディアや舞台芸術を学びたくて大手前大学に進学しましたが、学部の垣根を越えて授業を選択できたため、映画評論や情報系の授業など他分野の授業も数多く履修していました。どの授業も自分の興味のあることだけに本当に面白かった。その分野の専門家である先生方の授業は内容が濃く、授業が終わった後にも有意義な話をたくさん聞かせてくださいました。高校時代は勉強があまり得意ではなかった私ですが、さまざまな知的好奇心を満たしてくれる環境のおかげで卒業時には成績優秀者として表彰されるほどに。また、学部の違う友人や幅広い分野で活躍されている先生方と交流を持つことができたのも大きな収穫でした。いろいろなジャンルの人と接することで視野が広がり、誰にでも、どんなことにも壁をつくらず接することができるようになったんです。 大学時代に培ったこの能力は、仕事をするうえでも大いに役立っていると実感しています。

「本当にやりたいこと」に立ち返ったら、就活の選択肢が広がった

就職活動を始めた頃は、漠然とした憧れでテレビの製作会社や出版社などを志望しましたが、なかなかうまくいきませんでした。そこで「本当にやりたいことは何か」に立ち返って自分を見つめ直すことにしたんです。すると、何かを表現したり発信する仕事に惹かれた根底には「人を笑顔にしたい、役に立ちたい」という想いがあり、それは営業や接客業などどんな業界・会社でも実現できるんじゃないかと気づいて。キャリアサポート室への相談や、友人や先生から他の業界や企業についての情報を収集して選択肢を広げたところ、ある分野では名の知れた企業だったり私たちの生活を陰で支えている企業だったり、興味のある企業がいくつも見つかったんです。そこからですね、就職活動が面白くなって積極的にチャレンジできるようになったのは。苦労も多かった就職活動ですが、たくさんの企業を見ることができた有意義な時間だったと思います。

よりよい学びへ、大学運営をけん引する人材をめざす

その後学校法人大手前学園に転職し、今年で8年目。現在はいたみ稲野キャンパスの情報メディアセンターに所属し、学内のパソコンとサーバーの管理、システムの管理、ヘルプデスク的な役割など幅広い業務を担当しています。情報系の専門知識や技術はなかったので最初は不安もありましたが、今は母校と後輩のために働く喜びのほうが大きいですね。キャンパスをまたにかけて活動する多忙な日々ですが、自分が望んだ「人の役に立つ仕事」なのでモチベーションも高く、毎日が充実しています。今後の目標は、もっと大学運営に積極的に関わる提案型の職員になること。情報通信技術(ICT)の教育への活用に関心があり、業者さんと接する際も「何か教育分野に活かせるものはないか」と常にアンテナを張っています。後輩である学生にはよりよい環境で学び可能性を広げてほしい。自分がしてもらったことを恩返しするつもりで一生懸命仕事をしています。

STUDY FOR LIFE

言われた仕事だけでなく、頭を使って考え自分で決断できるようになった時、成長したなと思いました。同時に、仕事の面白みをより感じることができるようになったように思います。あとは、私の学生時代を知る職員に「昔はトガってたのに、大人になったね」と言われましたね。サービスを求める立場だった学生から、要求に応える側に変わったからでしょうか?自分では意識していませんでしたがうれしい変化ですね。そんな指摘をしていただけるのも母校に就職したからこそかな(笑)。

※内容は取材当時のものです

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